タグ

タグ:障害

障がいに関する相談窓口として岐阜市の委託先になりました


gifujyo
 ※岐阜城(岐阜市HPより)




皆さまにご報告です。

くらしケアの相談支援事業所「くらしケア介護障がい相談センター」は、このたび岐阜市障害者相談支援機能強化事業(地域生活支援事業)の委託先となりました。


岐阜市ホームページ(外部リンク)



ちなみに株式会社への委託は初だそうです。期待に応えられるよう頑張ります!



委託事業について簡単に説明すると

『専門的資格を持つ職員を配置し、障がい児・者やその家族、関係機関からの相談に応じ、必要な情報の提供等の便宜を供与することにより、障がい者等が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるように、訪問、来所により支援を行います』※岐阜市ホームページより
 
というもの。

障がいに関する相談窓口の役割を委託した民間企業のひとつになります。



くらしケアは開業当初から「障がいのある方のくらし全般を支援する」を掲げ、保健師、看護師、相談支援専門員、介護支援専門員などの資格を持つ職員を配置し、障がい児・障がい者やその家族、関係機関からの相談に応じて障がいのある方の自立した日常生活、社会生活を営むことができるようにと、訪問や来所により支援を行っています。

こうした取り組みに対して期待も含めて行政に認めていただいたワケですが、よりいっそうのサービス向上に努める義務を果たさなければならないと理解しました。


障がいをお持ちの方が、制度サービスを使いたくてもどこに相談して良いのか分からない、制度サービスが多種多様で、自分が求めているサービスなのか、自分に合うサービスなのかがわからないという声があります。くらしケアではそんな「わからない」を皆さんの「夢と希望」に変えるため、障がいのある方の置かれている現状や要望をていねいにヒアリングし、障がいのある方の生活の向上に貢献します。

また、くらしケアでは、住まいや関連する法律相談も行っています。
どんなことでも気軽に相談できる身近な支援機関として、くらしケア介護障がい相談センターをご活用ください。

電話 058−214−6592(受付時間:平日9時〜18時)


偏見って、たぶんこういうことかな。


皆さんは、髪の長い男にどんな印象を持ちますか?

恐らくですけど、多くの人は好意的には見ないのではないでしょうか。

社会人ならなおさら好意的には見ないでしょう。
 

「男が髪を伸ばすなど言語道断だっ!」

なーんて思う方もいるでしょうね。


私も以前なら「言語道断派」でした。

なぜかというと、サラリーマン時代は身だしなみの厳しい会社に勤めていたからです。

「取り組んだら離すな!殺されても離すな!目的完遂までは!」みたいな。

軍隊のような朝礼で一日が始まる会社にいましたから。 


白以外のワイシャツはダメ。

ヒゲはダメ。

髪は襟や耳にかかってはダメ。

パンチパーマ?もちろんダメ(笑)






そんな私が



今では




こうなってしまいました。


カッコつけてる(ように見える)でしょ?(笑)

かなり伸びましてね。


髪を伸ばしているせいか、けっこうジロジロと見られます。

背後に視線を感じるときに振り返ると、たいてい髪を見られてまして(苦笑)


中には軽蔑したような目で見る男性(その方のほとんどは年配の方)もいらっしゃいます。

まぁ、良いんですけどね。

 

実は、訳あって髪を伸ばしています。

思い立ったのは昨年末ですね。
 

ひと月だいたい1センチ程度は伸びるから、もう10センチは伸びてるかな。

そんな私のことを「カッコつけ」「社会人としてどうなの?」と見る人がいても仕方ないと思ってます。




でもね。
 
でもですよ。


もし、私が「病気で髪を失った男の子のため人毛カツラを提供する」つもりで伸ばしていると聞いたらどうでしょうか。

髪を伸ばす動機が、「私自身が小児がん経験者で、抗がん剤治療により髪を失ったことがある人」だと知ったらどう感じるでしょうか。



何が言いたいかというと、
偏見って、そういうことかなって思うんです。



 

でもね、

いまは偏見の目で見られてもぜんぜん気になりません。


だって、目的を持ってやってることだから。




人は見たいように見ます。 

いちいち気にしないことです。


誰かにどう見られているかを気にして、窮屈な思いをする必要は無いし、自分の生き方を変える必要なんてこれっぽっちもありません。


もし、偏見に悩んだり苦しんでる人が居たら、気にするなっていいたい。

私からはそんなことを伝えたいですね。
 


障がいのある方は、無料の「相談支援専門員」を活用しよう



今日もいい天気です。

ファイル 2016-06-18 午前11 10 02



そんないい天気の土曜日ですが、ボクは部屋に閉じこもりつつ笑顔で作業してます。

ファイル 2016-06-18 午前11 06 56


かなり無理のある笑顔ですね(笑)

実はボク、笑顔がかなり苦手。

受け口がコンプレックスで、子どもの頃から歯を見せるのがイヤだったんですよね。

でも今年はできるだけ笑顔で行こうと思ってます。

なぜならプラウドの職員にもくらしケアの職員にも「笑顔・笑顔」って言ってるから。

笑顔のない職場が良い職場になるワケがありません。

ですので笑顔でいるようにします。


もし笑顔じゃないときは、娘に冷たくされた可能性が高いので、その時だけはそっとしておいてくださいね(笑)



さてさて、今日の本題。
相談支援専門員についてです。

突然ですが「相談支援専門員をご存じですか?」


・・・と聞くと、たいていの回答は

しらない。

なにそれ? 

という回答になります。


これ、障がいのある方やその家族にとって「もったいない」と思ってしまう。 

なぜなら「相談支援専門員を知らないばかりに損をしている方」が少なくないから。

ですので今回は相談支援専門員について書いてみたいと思います。




|相談支援専門員とは


相談支援専門員とは

「身体上、もしくは精神上の障がいがあるなどの理由により日常生活を営むのに支障がある人に対し、日常生活や自立に関する相談に応じ、助言、指導、支援を行う専門家」のこと・・・です。

分かりづらいですか?(笑)


例えるならば、お年寄りで介護を必要とする方は「ケアマネジャー」さんに相談しますが、相談支援専門員は「障がい者版ケアマネジャー」といえます。

ちなみにケアマネジャーの正式名称は介護支援専門員。

高齢者→介護支援専門員
障害者→相談支援専門員

よく似ていてまぎらわしいですね。 


呼称の話はこのくらいにして…

相談支援専門員に相談するとどんなメリットがあるのでしょうか? 




|相談するとどんなメリットがあるの?


例えば、障がいのある方が就労移行支援や就労継続支援(A型・B型)を利用したい場合、どこにどのような支援施設があり、どんな特徴があるのかなど、自分で探したり調べるのは大変です。

相談支援専門員は、そうした支援施設(社会資源といいます)に関する知識がありますから、相談者の要望にあった支援施設を紹介することができます。

相談支援専門員は、支援施設の利用など、サービスの利用計画案を作成して市町村に提出、利用許可(支給決定といいます)を得ます。


ファイル 2016-06-18 午前11 08 29


また、サービス等の利用状況についての検証を行い、利用計画の見直し(モニタリングといいます)やサービス事業所等との連絡調整を行ってくれます。

児童(18歳未満)であれば、児童発達支援や放課後等デイサービスの利用も手伝いますし、精神障がいの方や、医療的ケアの必要な方、難病の方の生活に必要なサービス(ヘルパーや訪問看護など)の利用計画も作成し、連絡調整をしてくれます。

自分で行えば大変な連絡調整を、相談支援専門員は無料で代行してくれるのです。


|まとめ(とお知らせ)

いかがでしょうか。

障がいのある方をはじめ日常生活に少しでも不自由を感じている方は、相談支援専門員を探しましょう。

いままで知らなかったサービスを知ったり、日常生活の質をより良くするサービスに出会えるかもしれません。

相談支援専門員は相談支援事業所で働いていますので、ネットで検索するか、各市町村の福祉部門に問合せてくださいね。



最後にお知らせ。

実はくらしケアにも相談支援専門員がいます。
(くらしケア介護障がい相談センターが相談支援事業所です)

うちの相談支援専門員は、看護師・保健師・ケアマネジャーの資格を持ち、かつ、カウンセラーでもある相談支援専門員。

医療分野も理解したうえでアドバイスできる相談支援専門員はとても少ないなか、くらしケアの相談支援専門員なら幅広い相談にお応えできます。

繰り返しますが、もちろん無料です。
よかったら遠慮なく相談してくださいね。


ファイル 2016-06-18 午前11 07 13


ではでは。

◎くらしケアのホームページです(製作中)


◎個人のFacebookはこちらです。
(友達リクエスト&フォロー大歓迎です)


◎Facebookページにいいねを押していただけると嬉しいです。
 くらしケアFacebookページ


◎理事長をしているNPO法人プラウドのFacebookページです。


◎直野武志個人へのお問い合わせはこちらから


◎障がい福祉や訪問看護のお問い合わせはこちらから


◎実家の空き家をなんとかしたい方はこちらから








がん対策基本法改正案に関するパブリックコメント


今日はこどもの日ですね。
僕はオフ。家でのんびり過ごしてます。

さてさて、昨日、人生初のパブリックコメントを書きました。

きっかけは、ある方のフェイスブックを見て。

書く動機は、小児がんの社会的支援は30年経ったいまでも遅れてることを知ったから。


ギリギリ小児がんといわれる年齢でがんにかかった僕は、まあ色々としんどかったです(笑)

いまはおかげさまでこんな感じで過ごしてますが、当事者が困ってるならばと、パブリックコメントで協力することにしました。

以下はパブコメの全文。

この内容で良いのか分かりませんが…



【以下パブリックコメント】


国会がん患者と家族の会
担当者様


掲題の件、当事者(経験者)としてパブリックコメントいたします。
ご一読いただけたら幸いです。よろしくお願いします。


◎氏名

直野 武志(なおの たけし)
※フェイスブック: https://www.facebook.com/naonotakeshi



◎連絡先

勤務先:〒500-8267 岐阜県岐阜市茜部寺屋敷3丁目251-1 株式会社くらしケア内

電話番号:058-214-6592

直通携帯:090-2185-9848

メールアドレス naonotakeshi@gmail.com



◎職業等

株式会社くらしケア 代表取締役
(障がい児・者に特化した訪問看護ステーション、相談支援、住宅支援の運営)

特定非営利活動法人プラウド 理事長
(障がい児の保育、放課後等デイサービス、生活介護の運営)

一般社団法人健康支援ディアス 理事
(保健師による企業のメンタルヘルス、健康指導、講師派遣業務)

全国ボランティアナースの会・キャンナス岐阜 事務局
(ナースによるインフォーマルサービス・有償ボランティアの運営)



◎意見の概要

がん対策基本法改正案において、小児がん対策に関する記載が不十分であり、特段の記載が必要であること

◎意見および理由

私は高校へ進学と同時に骨肉腫を発症、右足をふとももから切断しました。

15歳で診断がくだり、16歳になった3ヶ月後に障がい者になりました。

1984年(昭和59年)のことなのでずいぶん前の出来事です。

それまで普通に暮らしていた健常な高校1年の学生が、この出来事をきっかけにがん患者・身体障害者になり、それまで当たり前だったことの多くが困難なものへと変わりました。

歩くことが困難となり、学校や友人との関わりが困難になりました。

家族やきょうだいとの関わりもずいぶん変化してしまいました。

治療は長引き、ようやく退院した春には同級生は2年生に進級、私は留年が確定しました。

抗癌剤治療を受けるため再入院、何度か治療を受け、退院することになった17歳当時、復学を検討したものの教室は鉄筋コンクリートの4階にありました。

義足に慣れていない状態であり、通学は難しいと判断、やむなく退学することになりました。

理由は、ムリに通っても周囲に迷惑をかけるであろうということや、変わり果てた姿で同級生の前に出て行く自信が持てなかったから。
 
同時に、同じ病院にいた同じ病気の仲間が次々と死んでいくため、死に対する恐怖が大きくなり、自分の将来について、とても前向きに考えられなかったからです。

のちに手術前後にお世話になった看護師さんとの再会で意識を前向きに変えることができたのですが、そこからまた様々な苦労が待ち構えていました。

自立するためには社会で働かなければなりませんが、受け入れてくれる会社(事業者)が見つかりません。

それもそのはずで、高校中退でがん治療中。ウイッグをかぶり、左手にクラッチ杖を持った義足の障がい者です。

新卒でもないし中途採用で即戦力にもならないただのお荷物。面接だけでもと懇願しても相手にしてくれる会社はありませんでした。

相談できる人がいない、サポートもない、情報もないなかでしたが小さなチャンスをつないで今日まで来ることができました。



あれから今日まで、他にもいろんなことがありました。

恋愛、結婚、人間関係・・・長くなるのでこのくらいにします。


現代は法律が整備され、がん患者や障がいに対する理解はずいぶん進んだと感じます。

しかし、あれから30年経ったいまも、小児がんをはじめ、希少がん、難治性がんなどの方に対する社会的支援はまだまだ遅れていると思います。

少子化の時代です。

ひとりでも多くの救える命を社会全体でささえられるよう法律を整備してもらえたらと思います。

救われた命が社会で輝くように。

今日まで運良く生かされた一人の小児がん経験者としてお願いいたします。
 
直野武志 


(追伸)
このパブリックコメントは天野 慎介さんのフェイスブックで知りました。

天野さん、教えてくださりありがとうございます。


*************************************************************************
 直野武志 携帯:090-2185-9848
 株式会社くらしケア 代表取締役
 特定非営利活動法人プラウド 理事長
 ブログ http://naonotakeshi.com/
 フェイスブック https://www.facebook.com/naonotakeshi
 ツイッター https://twitter.com/taknaono
 インスタグラム https://www.instagram.com/taknaono/
*************************************************************************

写真は切断2週間後に迎えたお正月。
病棟の廊下で看護師さんと撮影したものです。
この瞬間から色々とありました(笑)
 

パブコメは明日までです。

当事者にとって良い法律になるといいな。


◎くらしケアのホームページです(製作中)


◎個人のFacebookはこちらです。
(友達リクエスト&フォロー大歓迎です)


◎Facebookページにいいねを押していただけると嬉しいです。
 くらしケアFacebookページ


◎理事長をしているNPO法人プラウドのFacebookページです。


◎直野武志個人へのお問い合わせはこちらから


◎障がい福祉や訪問看護のお問い合わせはこちらから


◎アパート経営で困っていることがあればこちらから


◎実家の空き家をなんとかしたい方はこちらから


 

このページのトップヘ

見出し画像
×