家族葬向けの葬儀会館を見学して思ったこと
先週の話ですが、知人が新規事業を始めたので挨拶を兼ねて見学に行ってきました。
その事業は家族葬向けの葬儀会館。小規模なお葬式を希望される方向けのサービスで、従来の葬儀場の広さと比べると驚くほどこじんまりとしていました。
葬儀費用も明朗会計で、値段も決して高くなく良心的で、今風の生前見積もりももちろんできます。
一般的な葬儀費用は新車一台買えるくらいするものですが、この会館なら100万円を超えることはまずないようです。
見学会の参加者にはさっそく生前見積りを相談している方も見受けられましたし、潜在的なニーズは多いのではないかとの印象を持ちました。
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葬儀は小規模化が進んでいます。最近は直葬といって、通夜や告別式を行わず、直接火葬するやり方を選択する人も少しづつですが増えているそうです。
以前なら新車一台分くらいの費用をかけて葬儀を執り行うのが当たり前だったことを思うと、時代の変化を感じます。
家族葬が主流になり、大規模な葬儀場は経営が苦戦しているという話も聞きますが、近代の小規模な葬儀ニーズを捉えて事業を変化・進化させている葬儀会館は生き残りをかけて努力しているとも言えます。
ニーズに応えて会社や事業を変化・進化させる視点は今後もしっかり持っておくべきだと再認識。
彼の新規事業を見て思ったことは概ねそのようなことでした。
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