障害者が持つ「レアカード」と新規事業(予告)について
今日のブログは純烈の動画から。
理由は最後のほうで。
最近は、病気や障害を持ちながら自分の可能性を信じて頑張っている人が増えていますよね?
手前ミソながら、私もそのひとりだと思って頑張っています。
さて、そんな私ですが、まずはちょっとだけズルい話をしますね。
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私が正社員デビューしたのは不動産会社で、アパート・マンションのお部屋探しをお手伝いする営業マンのしごとが始まりでした。
店頭に来店してくれたお客様の希望を聞いて、最適な部屋を提案するしごとです。
社会人デビューですから当然、営業マンの経験はゼロです。いわゆるセールストークもありません。
先輩社員から指導を受けながら、平日は空室を見て回ります。
案内ルートを覚えたり、部屋のセールスポイントを見つけて頭に叩き込みます。
(カーナビは無い時代です・・・)
そして土日祝日はたくさん来客がありますので、平日に覚えた物件情報を元に、部屋をご紹介し、興味を持ってもらえたら自動車を用意して物件までご案内します。
案内する部屋は2階もあれば3階もありますので、階段を昇らなければなりませんが、私は義足で右脚が不自由だから、階段を昇るのがとにかくひと苦労でした。
しかしその「ひと苦労」がお客さまには一生懸命に見えたのか契約してもらえる確率が高く、営業マンデビューして早々に好成績を出しました。
ね? ズルいでしょ?(笑)
・・・という冗談は置いといて、なにせ必死で階段を登りました。
階段を登るのなんて健常者なら当たり前ですが、障害によっては大変な人もいます。
そんな私が足を引きずりながらつたないセールストークで一生懸命に営業した結果なのか、その様子を評価してくれるお客様がたくさんいました。
当時24歳。はじめて障害がプラスに働くことを少しだけ理解した時期でした。
当時24歳。はじめて障害がプラスに働くことを少しだけ理解した時期でした。
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車いすに乗りながら頑張っている人を見ると勇気をもらえたと思うこともあるし、精神障害を抱えながらも自分らしく生きている人を見て励まされることもあります。
何が言いたいかというと、ハンデを持つ人の頑張る姿は、誰かの心を動かすことがあるということです。
だから、障害があることを悲観的に受けとめるのではなく希少性として受け止めて活かして欲しいという私からの提案です。
希少性は「レア」ともいいますが、障害を持つ人はレアカードを持っているかもしれないと考えてみる。
あなたの苦労や頑張りは、誰かの励みになり、誰かの心を大きく動かすかもしれないのです。
そういう視点で自分の障害を俯瞰してみると、また違った景色に変わるんじゃないかなって思います。
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さてそろそろ今日の本題です。
今年はエンタメ事業を行います。
(聞いてないよ、とスタッフからクレームがでるかもしれませんが・汗)
そろそろ次のレアカードを出したいと思っています。
実は歌うことが好きで、自分でいうのも何ですが、歌唱力はそこそこあると思ってます。
歌のうまい障害者は十分レアカードでしょ?(笑)
歌で障害を持つ人やご両親を笑顔にできないだろうかと考えてて、例えば地元の演歌歌手のように地域に愛される歌手を目指すのもおもしろいんじゃないかなって思ってて。
くらしケア代表としてではなく別のキャラを立てる予定で、うちの敏腕プロデューサーが企画してくれます。
ということで新規事業?のお知らせでした。
今年は「障害者家族会の皆さんの心をわしづかみにするアイドル」を目指します♪
お楽しみに。
お楽しみに。
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