髪を伸ばし始めたのはくらしケアを始めてしばらく経ってから。

ちょうどウチの子どもたちが中学に入学する3年前。(今年卒業しました)

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※くらしケアを始めた前後に挨拶回りしていたときのもの。
 この時点でまだ髪は短い。
 

直後には熊本地震もありましたが、伸ばし始めたのはとにかく3年前です。

最初の動機は「ヘアドネーションをやってみたい」と思ったから。

それと、ロックバンドのギタリストに憧れた時期に、髪を伸ばしたい願望もあったので伸ばしちゃえと思いました。

ロックバンドのライブに憧れた当時は叶わなかったんですね。

抗がん剤で髪が抜けちゃったから。

まぁ、そのことは置いといて、男で、しかもオッサンのヘアドネーションなんて需要あるのかというと、これがあるそうです。

無毛症だったり、抗がん剤で髪が抜けるのは、なにも女の子だけじゃないから。

言われてみればそうかもしれない。

僕がヘアドネーションを受ける立場なら、男性の髪でウィッグを作りたいと思うかもしれない。

「ニーズありますよ」って美容師から聞いたから、それならやってみようと思った次第です。

ヘアドネーションはお金のかからないボランティアだしね。

何はともあれニーズがあるならと伸ばし始めて、ヘアドネーションも一度だけ提供しました。




実は、髪を伸ばしたあともうひとつ理由があります。

偏見です。

見た目が違うことに対する偏見に抗ってみたかったからです。



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※美容院で白髪染めしてもらったときの帰りに撮った一枚。
 実は抗がん剤の影響でほとんど白髪なので毎月染めています。
 まぁ個人的には白髪でも良いんだけど、まだ幼い子どもたちのためにも若くありたい。
 加えてハゲの家系なので、髪があるウチはいろいろチャレンジしたいですね。
 そのうち一度くらいは金髪にするかもしれません。




いま、目の前にいる人たちのなかには、日々、偏見の目に晒されている人も少なくありません。

僕の見た目も、ある意味では偏見を受けやすいですが、そこそこうまくいっています。

多様性の対義語は偏見だと思うから。

偏見に負けないことを体感してます。

地域を変えるのは多様性を認めることだと思うから。

見た目に偏見を受けやすくても、腹を据えたらあまり気にならなくなるんだなって分かりました。

こんな見た目でも人並みになんとか楽しく過ごせてます。



あ、そうそう。

こう見えて髪が不潔にならないようかなり気を遣っているから、けっこう清潔だと思います(笑)