たいへん遅くなりましたが今日のブログです。


いよいよ大晦日ですね。

今夜の紅白歌合戦を今か今かと楽しみにしています。

今回は大好きなXJAPANの出場はありませんが、リーダーのYOSHIKIさんが紅組と白組のダブル出演が決定しているから、ファンとしては2度美味しい夜になりそうです。



さてさて。

2018年は事務所移転、新規事業のオープン、研修制度の充実、他県への進出が決定するなど、いろいろありました。

今年も残すところ数時間ですが、少しだけ振り返ってみたいと思います。

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現在、岐阜本部として使う事務所は、2018年が開けた時点で話すら存在していませんでした。

人が増えて旧事務所が手狭になるなか、納得できる移転先が見つからず頭を抱えていたなかでようやく見つけた高齢者デイサービス跡地。

所有者を調べて会いに行ったのが1月29日。偶然にも弊社部長がよく知る方で、私も名刺交換をしたことがあるなど顔見知り。
それまでの苦悩がウソのようにトントン拍子に話が進みました。

不動産屋さんに出回っていない物件だったので、自分の不動産業界の経験が活きたなぁと自己満足に浸ったことを思い出しました(笑)

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※ここから新しい岐阜本部へと変わっていきました。

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2018年は、医療的ケア児が通える放課後等デイサービスのオープンを目標に掲げていました。

その目標は、この物件に出会えたことで実現へと歩み始めました。

指定申請の準備、仲間集め、コンセプト作りや施設名称の決定など、課題をひとつずつクリアして6月にここぱーくはオープン。

現在は放課後等デイと児童発達支援、日中一時支援を組み合わせた多機能型の通所施設になっています。

実は医療的ケア児の通えるデイサービス構想はくらしケア立ち上げ時の事業計画にあったもの。

様々な事情でいったん断念した経緯があり、3年越しに念願かなった格好です。

もともと当事者ご家族から切実な現状を伺ってたし、私たちへの開業要望も頂いてたりしたからいつかはやらなければと考えていました。

あれから3年、必要な縁と場所に恵まれ、素敵な笑顔が集まる場所になりました。

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※ここぱーくオープン前の様子

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教育や研修に力を入れ始めたのも今年からと言って良いでしょう。

看護師は自己研鑽が求められる職業。よくよく聞いてみると、教育研修に時間とお金を掛けられない職場が少なくないという現実を知ったのも要因です。

くらしケアの場合、ありがたいことに、部長や所長が熱心で、スタッフに学びを促してくれてるけれど、ご利用者様のために学ぶことはご利用者様の安心につながるという意味でも、会社としての取り組みが必要じゃないかと思いました。

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※近藤看護師による認知行動療法の講義。

看護師免許は一度取得したら更新が不要。そのかわり学ぶ機会や費用は自ら創出するしかない立場でもあります。

それなら学ぶ機会を自由に選択でき、費用も補助する制度をやってみようと考えました。

そして始めたのが外部研修の参加費用を補助する制度。常勤非常勤の区別なく一律3万円の補助を受けられるようにしました。

この制度は、どんな内容の研修でも参加OKというのがミソで、ご利用者様のためになる研修であれば基本的なんでもOKです。
(精神科訪問看護算定要件研修は、上記3万円の補助とは別で支給しています)

加えて会社で企画した研修もスタート。第一弾は、認知行動療法の専門家、近藤看護師に依頼していた研修が実現。半年間にわたり学びました。※上の写真が近藤看護師です。


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※WRAP研修の模様

他にはスタッフが自主的に企画したWRAPの研修もありましたが、教育や能力開発につながる取り組みは来年もバージョンアップしながら継続していきます。

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最後はくらしケアとして他県進出のメドが立ったこと。

2019年1月、名古屋市千種区に名古屋訪問看護ステーションがオープンします。

2月に開業済みの相談支援事業所(くらしケア介護障がい相談センター名古屋)に、訪問看護が加わることで、岐阜で展開している事業をいよいよ名古屋で再現することができます。


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※社用車で初の名古屋ナンバーが納車されたときの写真。

名古屋のステーション開業は試金石だと捉えていて、名古屋の展開次第で尾張地区への拠点展開が見えてくると考えていますが、名古屋を担うスタッフの意気込みはとても熱いから見通しは明るいです。

「ご利用者様のために」を念頭に、思う存分、活躍して欲しいと願っています。

名古屋は小さな事務所(アパート)からのスモールスタートですが、岐阜がそうだったように、すぐに手狭にする覚悟で頑張っていきたいと思います。

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他にも新年会や花見、歓迎会、忘年会、サプライズ企画してくれた私の誕生日、ここぱーくでのサンタクロース、訪問看護事業協会助成の研究活動、他の病院やクリニックの看護師や専門職との交流、居住支援法人の指定、いろいろありますが、書ききれないのでこのくらいにします。

ブログを書きながら関わってくださった方々の顔が浮かびます。出会いや別れもありましたが、くらしケアがここまでこれたのも関わってくれる皆さまのおかげ。本当に感謝しています。

来年は名古屋を皮切りに、大垣市や尾張地区への拠点展開、そして居住支援事業を新たなステージへと引き上げていきたいと考えています。

そして、親なきあとも安心して暮らせる仕組みづくりへ、熱意をもってチャレンジをご一緒してくれる仲間を募り続け、それぞれの地域でしっかり貢献できるよう努めていきます。

来る2019年も、引き続きご支援いただければ幸いです。