ピアサポーターが職業として確立されるために。
ピアサポートという活動があります。病気や障害や悩みをもち、同じような立場にある人が、自身の体験を語ることで回復を目指す取り組みや活動をするピアサポーターという人たちがいます。
病気や障害を持ち、生きることに自信をなくしている人が、同じような病気や障害を持ちながらも自分らしく活き活きと暮らしている人の存在を知ることで、生きることにチャレンジしようと思う人がひとりでも増えたら良いが、その点、ピアサポーターがその役割を担っているといえる。
私自身もピアサポーターのひとり。障害があってもこうして生きてますということを語れる点で、肢体不自由の人や骨肉腫など癌を患った人に語れる立場にあります。
身体障害のみならず。知的障害、精神障害でも、ピアの立場で語れる人はたくさんいます。
しかし、ピアサポーターでは食べていけないから、あくまでボランティアのような立場で活動している方が少なくないのがピアサポートの現場だと思います。
そこでいま考えているのが、ピアサポート活動で食べていける仕組みを作れないかというもの。
テクノロジーでピア活動に対してちゃんとした報酬が支払われるような仕組みを作ろうとしています。
病気や障害を持つ人が活き活きと暮らせるような社会にするためにも、ピアサポーターの役割はとても大きいですが、ピアサポーターがぞんぶんに活躍できるよう対価が支払われるような仕組みを作ろうとしています。
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