金曜の夜、くらしケアの訪問看護スタッフがとても素敵な報告をしてくれました。

社内情報につき詳細は書けませんが、くらしケアが目指している世界観を、実践を通じて実現してくれていることに目頭が熱くなりました。

人は誰かに指示されても腹落ちしなければ心からは動けない。どんなに苦境に置かれても、自分から立ち上がろうとしない限りは、その人が持つ本当の力は引き出せないものです。

そのことは過去の自分に重ねてみても思う。

何の希望も見いだせない日々は落ちていくばかりですが、立ち直るきっかけや支援を受け入れられるようになった瞬間に出会えると、人は自分らしさを取り戻せる可能性が広がります。

それは本当に小さな小さなきっかけでしかありません。

ただ、そうしたきっかけや支援を通じて利用者様をリカバリーに向かわせるには、いくら技術が高くても声かけをしても変わらないものです。

それは自分自身の経験からもそう思います。

もっとも大切なのは心じゃないかと思う。その人の幸せを心から願うなど、心と心で通じ合うものがないと、たぶん人は変えられないような気がします。

スタッフとご利用者様とのあいだにある信頼関係を超えて、心と心が通じあったからこそ生まれた瞬間だったんじゃないかな。

心が動くと人は動けるから。

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スタッフの素晴らしい仕事ぶりを受けて思うのは、経営者として掲げた理念やミッション、ゴールの達成に、もっと心を込めなければ、ということ。

「くらしケアは、何のために、誰のために、なぜ存在するのか?」

「ご利用者様は、なぜ、今、数ある会社のなかで、当社から、サービスや支援を受けなくてはならないのか?」

これを愚直なまでに問いかけるのです。

そして理念やミッション、ゴールに社会性を持たせ、地域社会への役割を明確にする。

看護の力を発揮できる舞台を整えるとともに、ご利用者様の明日が待ち遠しくなる事例を、ひとつでも多く増やしたい。

あらためてそのように思いました。



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