XJAPANの幕張メッセ最終公演の無観客ライブに思うこと。

9月30日に幕張メッセにて開催予定だった『X JAPAN Live日本公演 2018 ～紅に染まった夜～Makuhari Messe 3Days』が、台風24号の接近に伴う公共交通機関の運休発表により公演中止になりました。

X JAPANのライブはたいてい参加していますが、今回の公演はスタンディング形式。義足の私は立位を保持するのがやっとなのでやむなく参加を見合わせたのですが、その公演の最終日が天候により中止となったのです。

チケットは払い戻しは行われますが、なんと前代未聞の無観客ライブを決行すると発表されました。

写真はその様子が配信された動画をキャプチャしたものですが、本当に観客はいません。

それでもいつもどおりのライブパフォーマンスが行われました。





ちょっとだけ現実的な話をすると、ライブを行うということは、会場代やら人件費やら機材のレンタル料やらがかかります。

それがXJAPANの規模になるとかなりの金額になると予想されます。

公演には必ず費用がかかるのです。

それが実際に公演中止となれば、チケット代金は無条件で払い戻さなければなりません。

これが何を意味するかといえば、通常であれば大赤字になるということ。

それでも彼らはファンを思い、無観客でも予定通りの演奏を始めたということです。





これには感動して涙があふれました。

泣いている父を見た娘が心配していましたが、XJAPANのことで泣いているのだとわかると、即座に理解を示してそっとしておいてくれました。




こういうのが彼らの魅力だと思う。

損得を考えていたら決して出来ないこと。

見習いたいとさえ思いました。

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