事業運営にクルマは欠かせませんが、うちはすべて5年リースで導入しています。

これまで訪問看護用にミライースをすべて新車で買ってきました。

今後は放課後等デイサービス『ここぱーく』が始まるのに合わせて車イス対応の車両導入を検討しています。

ちなみにすべて新車なのは、新車のほうがスタッフも気持ちが良いのではないかとの思いと、新車であれば保証があるので安心だから。

女性が多い職場ですし、運転中に壊れたりしたら困ると思うので、出費は大きくなるものの総合的に判断して新車にしています。

振り返れば2年前、くらしケアを立ち上げたばかりのころは会社に信用が無くて、リースを引き受けてくれるところがなく苦労しました。

サラリーマン時代、クレジットカードを作るにもクルマを買うにしても苦労したことがありません。ですので普通にリースできると思っていたので想定外でしたね。

訪問看護を始めるのにクルマが無いと話になりませんが、事業を始めたばかりの平成28年2月の時点でクルマはない状態でした。

ようやく導入できたのが3ヶ月後。
黄色とピンクのミライース2台を導入しました。


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※画質が悪いかもしれません。
 くらしケアはこの2台からスタートしました。



順調に事業が広がり、スタッフの採用と同時に追加のリース契約をお願いしたところ拒否されました。

「事業を始めるってのはこういうことか」と思い知らされましたね。。

とはいえクルマがなければ話にならないのは変わりません。リースをあきらめて愛知県一宮市の新古車を扱うショップへ行き、クレジットで2台を購入。

運営方針でクレジットやローンは使わないことと、固定資産は極力持たないと掲げていましたが、このときはもうやむなしでした。

書類にサインし、祈るような思いで審査結果を待ちましたが無事に通りました。

ひとまず良かったと。
胸をなでおろしました。


そのときのクルマがこの2台。

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ちなみに尾張小牧ナンバーなのは、江南市で登録すると車庫証明が要らないからです。

岐阜ナンバーで買うと車庫証明の手続きが増える分、納車までの日数も数日は増えることになります。

それを避けるため、一日も早く納車してもらうことを優先しました。


そんなこんなの苦労もありながらも、その後は順調に事業を拡大し、信用もついたことでそうした苦労は徐々に無くなりました。

来週早々には新車のミライース3台が納車されますが、最初のころはクルマを手に入れるだけでも苦労があったのです。

当時の悔しい思いもいまとなっては懐かしい思い出になり、本当にありがたいですね。


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さて、ここから本題です。

リースはあくまでリース会社からクルマを「借りている状態」です。

ですので走行距離や事故など車両のコンディションがリース契約満了時に大きく影響します。

最近は「残価設定型ローン」が流行っていますが、リースも理屈は同じ。

購入時に下取り額(残価といいます)をあらかじめ設定し、下取り額(残価)を差し引いた代金に金利を上乗せして毎月支払います。

リースが終了する5年後の車両の状態が良ければプラス査定、過走行や事故などにより車両の状態が悪い場合はマイナス査定となりますので、仮に残価が40万円だとすると、50万円なら10万円の利益、30万円なら10万円の損失を意味します。

これは一台あたりの話なので、台数が増えれば増えるほどインパクトが大きくなるというわけですね。

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※画像はネットからお借りしました。


ということで、結論は、とにもかくにも大切に乗ることがポイントで、安全運転が基本になります。

くらしケアでは一時期、事故が多発したときがありましたが、そのときにスタッフにお願いしたのは、リースは会社が他人から借りていることを理解して欲しいとお願いしました。

事故は無いにこしたことはありませんし、できるかぎり限り大切に乗ってくれたらうれしいですものね。

ということで、やや固っ苦しい話になりましたが、経営に大事なことなので参考になればと思います。

では、良い一日を(^^)


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