※移転先の新事務所をチラ見せ。


新年度の4月。くらしケアでは新しく2名の正社員を迎えます。

ひとりは小児科の経験が長いベテラン女性看護師。
もうひとりは介護用品レンタルや福祉住宅改修の分野で活躍してきた30代の男性です。

これで総勢16名、うち看護師は12名。
岐阜市内において、民間では比較的大きなステーションになりました。

また、4月18日には新しい事務所へと移転することも決まっています。
場所は岐阜市中鶉なので現在の事務所からは比較的に近いのですが、広さは現在の6倍以上。
この場所で新規事業を立ち上げます。  

これまで休憩室も無いなか、小さな机にところ狭しと置かれたノートパソコンのうえで昼食を取らざるをえない状態でしたが、そんな環境でも文句一つ言わずに皆んなが頑張ってくれたおかげでとても良い物件に出会えました。

※実際の昼食風景。狭いです。

新しい物件との出会いは運命的でした。
見つけたときは「引き寄せた!」とすら思えるタイミングで見つけたのです。

偶然にも所有者が弊社取締役の永井の知り合い。とても良い条件で借りられることになりました。
新しい事務所は専用の休憩室もあり、更衣室も男女別のトイレも完備していますので、いまより少しは働きやすくなるのではないかと思っています。

名古屋進出、新規採用、事務所移転、新規事業の話になると「順調ですね」と声を掛けていただけるのですが、経営は順調でなければならないと思っています。なぜならくらしケアのご利用者様は小児も居ます。小児の人生は私より明らかに長いでしょうから、仮に私が死んでもくらしケアとサービスは永続させなければならないと思っています。また、親なきあとの解消を掲げていますので、ずっと安心してお付き合いいただける企業になるべく必死の思いで経営しています。 

2年の短期間でここまでやれた秘訣はいくつかあるのですが、そのひとつには「営業活動しなかったこと」が挙げられます。
これを話すと皆さんの頭上に???マークが並ぶのですが、本当にそう思ってます。

実はくらしケアは営業活動をしていません。
看護師にも営業活動をさせていないのです。

訪問看護ステーションの「あるある話」でよく聞くのは、立ち上げたばかりの訪問看護ステーションでは看護師が営業活動をしなくてはならず、紹介を得るためにクリニックを回るなどの活動をしていると聞きます。
実際にやったことがある看護師に聞くと「本当はつらかった」と答えています。

くらしケアも開業当初は看護師と一緒に営業回りをしましたが、早々にやめました。
理由は看護師だから。


看護師は看護師であり営業マンではありませんよね。
営業マンですら営業活動は結構つらいことなのに看護師に営業させるのはちょっと違うなと。
だから、経営判断として看護師による営業活動を一切やめました。

そして元営業マン経験のある私も営業をしていないですし、創業メンバーで取締役の永井看護師(兼相談支援専門員)も営業活動をしていません。  

ある団体から「くらしケアさんは営業しないんですね」と言われたことがあるくらいです。

考えてみてください。
誰でも経験があると思うのですが、「売り込みされること」って良い気がしないものですよね。
突然かかってくるセールスの電話。訪問販売。お店でゆっくり見たいのに近寄ってくる営業マン。

要らないものは要らない。
それと同じです。

では、営業せずにどうしてやっていけるのか?
これは「あることを大切にしたから」ですが、詳細は企業秘密です(笑)

というのは半分冗談ですが、同志には教えていきたいと思っています。
なぜなら私たちには仲間が必要だからです。

岐阜に限らず支援を必要としている人が居る以上、同志を増やしていかなければなりません。
ですのでくらしケアの仲間に加わってくれる看護師、あるいは実際にくらしケアで働きながら運営を学び、いつか訪問看護ステーションを立ち上げたい方にはすべて惜しみなく教えたいと思っています。


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