85歳のおじいちゃんの部屋探しがようやくまとまりそうです。 

いろんな制約があり家賃3万円を下回る小さな部屋だけど、立地や環境を気にいってくれました。

貸してくれる大家さんに感謝です。



さてさて。

私は「居住支援」という仕事に取り組んでます。

住まいの確保に何らかの支障がある方を支援する仕事。 

主に「障がい者や高齢者の部屋探しの支援」です。


障がい者が自立するのには部屋が必要。 

でも、偏見などで部屋を貸してもらえないことが多々あります。


高齢者の場合も同様。
現実は厳しいことが多い。


だから私は、そうした方々の役に立ちたくて住まい探しのコーディネートをしています。


くらしケアを始める前は数千万円、大きいと1億を超える物件の取引きをしていました。

でも私はこの3万円の仕事がとても大好きです。



私は障がい当事者。
不動産の専門家。
福祉に関わる人間。


そんな私だからこそ
障がい者や高齢者の目線で居住支援できます。

民間では、たぶん進んで取り組む人はいないでしょう。

第一、儲からないし、手間も時間もすごく掛かる。

不動産屋さんはまずやりたがらないと思う。


でも居住支援は絶対に必要だから。




私にしかできないこと。
くらしケアにしかできないこと、です。


そして何より、これまでのキャリアが役に立つことがうれしい。 


私が社会で自立出来たのは不動産の仕事で拾ってもらったから。

不動産の仕事がしたくてなったわけじゃない。

生きてくため、24歳のときにたまたま雇ってくれた不動産屋さんのおかげで今がある。

意味があったんだなって、思うんです。


賃貸、土地活用、建築、不動産仲介、リフォーム、リノベーション、そして空き家活用、いろいろと手がけてきました。

これまで培ったノウハウをすべて、居住支援に注ぎ込みたいと思っています。


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