運営する会社のホームページもよかったらごらんください。
https://www.kurashicare.co.jp/

【お知らせ】
くらしケアの訪問看護に興味がある方はこちらからご相談ください。
とりあえず相談したいナースの方→ https://lin.ee/ry6wqu6(LINE友だち追加に移動します)
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岐阜県居住支援協議会デビューしました。

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昨日は岐阜県庁主催の居住支援協議会に初参加しました。

居住支援ってなに?という方も居ると思いますので、参考までに居住支援協議会の設立趣旨文を引用します。




居住支援協議会の設立趣旨

低所得者、被災者、高齢者、障がい者、外国人、子どもを育成する家庭などに対する賃貸住宅の供給の促進に関し、借り手・貸し手の双方への情報提供など、入居促進策に関して協議することで、県内の居住環境の安定化に寄与することを主な目的とします。


つまり、住まいで困っている人を無くすための支援活動です。

くらしケアは居住支援法人として招集、うちを含め岐阜県下の居住支援法人2団体が活動報告をさせていただきました。

参考までに座席表。岐阜県下の各市町村や各福祉団体、そして不動産団体の会長が参加するような会議です。

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※右上にくらしケアの席が3つあります。


普段は一般の方向けに講演することが多いですが、行政の方の前で話すのはやったことがないので緊張しましたね・・・。


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協議会でのプレゼン内容はブログでは説明が難しいので動画を作ってみました。

動画といっても録音した音源にプレゼンテーションのタイミングを合わせて作っただけですが…意外にも制作が難しくて4時間かかりましたので金曜日の夜が台無しです(笑)

という冗談はさておき、音声では後半、時間が押してかなり早口になってますが、思いは伝わると思うから、お時間があれば聞いていただけるとうれしいです。

それでは良い週末を。































































仕事の価値と対価について思うこと。


このブログを書いている現在はバレンタインデーの夜10時40分。

くらしケアはバレンタインの義理チョコを禁止しています。

義理チョコに疲れた看護師さん、ヘルパーさんはウチはぜひ応募くださいね(笑)

ということで今夜も元気にブログを書きたいと思います。

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労働は法律で決まっているルールのなかで行われています。

一日の労働時間があり、休憩時間があり、残業や休日出勤は割増賃金を払う。

あたり前のことです。

ただ、これら労働のルールは製造業をモデルに確立されたもの。

何時に出勤し、何時に休憩し、何時に退社し、というのをキチンと図れる業種から生まれたものです。

当然、就労時間に私語もスマホを触る時間もふつうはない。

1分単位で管理され、業務時間中のトイレ休憩もしっかり決められています。

でなければ製造ラインが止まってしまうから。


で、問題なのは、製造業のルールをサービス業にも当てはめてしまったこと。

そのまま当てはめてしまったがゆえに現場ではいろんな不具合が起きているようです。

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話は変わるけど、お昼にお腹が空いたときで、どうしても時間がないときはマクドナルドは重宝します。

注文の列にならび店員さんを観察するのですが、あのハードな仕事で時給900円かと思うと本当に頭が下がります。

ヘッドセットマイクをして、汗をかきながらも分刻みで注文をセットしていく姿を見ると、このハードな仕事で時給900円でよくスタッフが集まるよなぁと思う。

もちろん、忙しいのはランチタイムや土日祝日だけかもしれないけど、あれなら時給は倍払ってもいいくらい。

他方で、マクドナルドのようなハードさがない仕事でも時給相場はあまり変わらない。

夜の時間台でようやく1,000円を超えるくらい。

マクドナルドは全国にありますが、あの仕事内容でどうやって人集めしているのか、非常に関心があります。

また、マクドナルドだけでなく牛丼チェーン、コンビニの方の働きぶりを見ていると、本当に頭が下がる。

現状に甘えていたらバチが当たるとすら思えてきます。
頑張ろうと思います。























双方がハッピーな立ち退きをするために

カテゴリ:

関係各所から居住支援(住まい探し)の依頼を受けることが増えています。

現在もある高齢ご夫婦の居住支援を行っていますが、昨日ようやく転居先のメドが立ちましたのでひと安心といったところです。

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最近増えているのが立ち退きが伴う相談。

相談者は高齢者がほとんどです。

お察しのとおり高齢者は賃貸住宅を借りにくい方たち。

多くの方は年金暮らしで定職を持っていません。

現実的に、高齢者を喜んで受け入れる不動産会社というのは非常に少ないから、大家さんが「建て替えたいから出ていってくれ」といくら言ったところで出ていこうにも部屋を借りられない。

立ち退き案件のアパートは築40年や50年はザラですが、それだけの月日が経っているわけですから、入居者もそれなりに歳を重ねていて、例えば新築時に20歳で借りたとしたら、いまの時点で60歳70歳なワケです。

耐震性やアパートの老朽化による建て替え需要は今後ますます増えると思いますが、同時に高齢者の立ち退き相談は増えるのでしょうね。

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立ち退きの場合、立ち退き料を準備することが一般的ですが、立ち退き料をケチる大家さんは多い。

しかし立ち退き料をケチると、その分、立ち退きは確実に難しくなることを理解して欲しい。

立ち退き料をケチる大家さんの話を聞くと、多くは大家さんの意向ではなく会計士など第三者のアドバイスというケースが多いようですが、会計士は会計のプロですが立ち退きのプロではありません。

利益が出ているならしっかり立ち退き料を支払い損金算入したほうが賢明なのですが、会計士(または第三者)は大切なお客様のあなた(=大家さん)に良かれとアドバイスしているのでしょう。
ですが、はっきり言ってそのアドバイスは役に立たないから真に受けないことをおすすめします。

前述のとおり、高齢者は賃貸住宅を借りるのにかなり不利な立場に置かれているのに、立ち退き料をケチればスムーズな引越しなど望めるワケがありません。

このとき大家さんが本当に必要なのは会計士のアドバイスではなく「居住支援のアドバイス」なのです。

大家さんには大家さんの事情があるのはなんとなく察しますが、今日まで家賃を払ってくれた入居者にも事情がある。

ぜひ想像力を働かせて欲しいのですが、長年住み慣れた住まいを「自分が望まない理由」で変わらなければならないとしたら、高齢のあなた(=大家さん)は「はい分かりましたっ!」と簡単に引っ越せるでしょうか。

高齢になってから住まいを変えるというのは精神的にも肉体的にも大きな負担を伴うものです。

それでも入居者の彼ら彼女らはこう考えています。

「いままで大家さんのお世話になったから何とか引越ししなければ」と。

で、高齢ご夫婦が不動産屋さんへ出かけていくわけですが、不動産店の若い営業マンに「高齢者ダメ出し」されるのです。

くどいですが「高齢者が独力で賃貸住宅を見つけるのは困難なのだ」という前提で立ち退きを考えるべきで、かなり厳しい状況で引越し先を探さなければならない心情も理解して欲しいと思います。

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建物の老朽化などの事情で建て替えをしたいけど、できるだけ円満に立ち退きを行いたい大家さん。

そして、そんな大家さんから立ち退きを依頼されたけど費用や勤務先の有無、年齢等の理由で引越しが困っている方。

くらしケア住まい相談センターへご相談ください。

お力になれるかもしれませんから。






























最近めちゃくちゃうれしかったこと2選


今日のブログタイトルは「最近めちゃくちゃうれしかったこと2選」です。

ここから先はかなり自慢話が含まれています。
他人の自慢話が苦手な方はお気をつけください。

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さて本題。

最近めちゃくちゃうれしかったことその1。

それはくらしケアの「スタッフのこと」です。

先週の話。

インフルエンザでスタッフの欠員が出るなかで、スタッフ皆んなが支えあう様子に感動したんですね。

うちは基本的に訪問が多いため、スタッフ間の連絡はチャットツール(LINEグループのようなもの)で行なってますが、チャットで飛び交う会話を見ていたところ、苦労が垣間見える投稿がありました。

そして次に、そのたいへんなスタッフのことを、それぞれたいへんであろう他のスタッフがスケジュールをやりくりして支えあおうとする様子が伝わりました。

一連の投稿を眺めていたら胸が熱くなりまして。

別にくらしケアを自慢したいわけじゃなくて、うちには素敵な仲間がいて、おたがいに支えあおう助けあおうとする姿勢にとにかく感動したという話です。

もちろん、みんなで支え合う会社は世間にいっぱいあるかもしれないけれど、私は世間のことは知らないから。

つまりくらしケアのことしかわからないのですが、私はくらしケアのスタッフは地域で最高なんじゃないかと思ってます。

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最近めちゃくちゃうれしかったことその2。

次もやっぱり「スタッフのこと」です。

というのも、某団体の例会に自主的に参加してくれたスタッフが現れたから。

いつも私と部長が主となり参加していますが、経営者が促すわけでもなく、スタッフみずから参加するためのスケジュールを組んでくれていて。

参加人数が増えすぎてもと思い、私は参加を遠慮しましたが、とにかくうれしかった。

私は看護師じゃないから、某団体の会員から発せられる医療的な質問に応えることができません。

だからこれまでほとんど部長に頼ってきましたが、その意味でも本当にありがたく思いましたし、普段、訪問で忙しいと思うから余計にうれしかった。

ということで、最近めちゃくちゃうれしかったこと2選を紹介させていただきました。

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あと、こちらはおまけ。

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ひーちゃん、おかえりー!


















































困難に直面したときは


気候の寒さや寒暖の差が激しい環境で栽培された野菜や果物は甘みや旨味が増すと言われる。

人も同じように、自分自身を厳しい環境に追い込んだ人は強い。

身近に輝いてる人がいたら、おそらくその人は困難から逃げなかった人かもしれません。

困難をチャンスに置き換え、困難に挑戦し続ける人は、輝いている人が多い。

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著名なスポーツ選手が甘やかされて育ったという話は聞いたことがないように、厳しさは成長に直結していると思う。

困難は、困難を乗り越えるから困難が困難で無くなる。

そして、乗り越えた困難が多い人ほど強く輝く。


困難に直面したとき逃げるのは簡単。

「どうせ無理」

そうひと言つぶやけば終了。


しかし、そこで逃げたら成長は無いしチャンスは永遠に広がらない。

 
困難はチャンス。ピンチもチャンス。


一見ネガティブなことも、できるだけポジティブな言葉に言い換えて前向きに立ち向かう。

そうすれば困難は乗り越えられる。

そして「困難慣れ」すれば困難はいずれ困難でなくなる。

もう無理だと思う限界を超えたところに達成感と自己成長があり、新しい自分と未来が待っている。

そして、信じる信じないは自分次第。










































「楽しいことをする」のではなく「することを楽しむ」から仕事を考える

今日のブログは遅れて配信です。

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「楽しいことをする」のではなく「することを楽しむ」と発想する。

ネットを見ていたらこんな言葉が目に飛び込んできた。

なるほどなぁと思いました。

似た言葉に「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しくなる」というのもある。

笑顔が大事だよね、って話。


仕事に置き換えてみると、「好きな仕事をする(見つける)」のではなく「(目の前の)仕事を好きになる」という感じかな。

好きな仕事で生きていくというのはなかなか難しいけれど、「仕事を好きになる」という考え方はとても大事な気がします。

仕事は辛いものとか、お給料はストレスの対価なような考え方をしていると仕事を好きになるのは難しいけれど、結果が出るまで圧倒的に努力したり頑張ると好きになれることはある。

仕事って「するもの」じゃなくて「好きになるもの」と考えながら、目の前の仕事に向き合えば仕事が楽しくなるんじゃないかな。


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注:仕事が好きな男の図
























未来は、きっと変えられる。


ボクは障害者ですが、同時にがんを経験した人間です。

自己紹介のとき、まずは障がい者であることを話すことが多いのですが、話す相手ががんを経験した人であれば、自身のがんの体験のこともお話します。

現代は2人に1人はがんになる時代。

がんで亡くなる人もかなりいる時代で、障がいを抱えていきるのが大変なように、がんになったがゆえに、その後の人生が苦労の連続になる方もたくさんいます。

この時点でも、障がいやがんなどの病気を理由に苦しんでいる人はたくさんいると思う。

いろんな生きづらさがあります。

ボクががんになったのは30年以上前です。
結構タチの悪い小児がんで、5年後に生きている人は10パーセント程度でした。

(現在の5年生存率はかなり改善しているようです)


がんが肺転移せず、あるいは再発しなかったのは運が良かったのかもしれません。

でも、自分自身のがん体験を振り返って思うのは、決してあきらめなかったことも死なずに済んだ要因だったのではないかと思っています。

とにかく生きたかった。どうしても生きたかった。

そんなボクが今日を生きているのは、ボクの性格や強みを理解して、エンパワーメントしてくれた看護師の存在があったから、結果的に病気と障がいを克服できたような気がしています。



エンパワーメント
社会的弱者や被差別者が、自分自身の置かれている差別構造や抑圧されている要因に気づき、その状況を変革していく方法や自信、自己決定力を回復・強化できるように援助すること。またはその理念。「庇護」や「救済」ではなく、本来の権利や人格を保つために力を付与する(エンパワー)という考え方に沿って、教育や支援を行う。フェミニズム運動や反差別運動から始まった。例えば、夫に抑圧されている妻が自助グループを利用し、自己の心理的・経済的自立を図る支援もその1つ。不当な力に対抗する知識や手段、権利意識の習得を支援することで、主体的かつ能動的な権利擁護を目指す新しいアプローチ。
(中谷茂一 聖学院大学助教授 / 2007年)


こんな話は非科学的な話しに聞こえるかもしれませんね。

でもボクは、実際に死におびえながらも「絶対に死ぬものか」とも思ってたし、その思いは外部からの励ましではなく、自分自身の内なる声が、まるで毎日叫ぶかのようにこころの中で訴えていたから、今日まで生きながらえたような気がしています。

「今日という日は誰かがどうしても生きたかった日」

世間にはこんな言葉があります。

10代のあの時代、共通言語が小児がんだった病棟の仲間がいました。

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病院の待合室のベンチで、松葉杖や車椅子で集まった彼ら彼女らと一緒に、缶コーヒーやジュースを片手にもバカな話や、時に涙しながら話したときの記憶があります。

当時はみんな若かったからか、話が病棟消灯後になっても看護師さんは「おおめ」に見てくれてました。

あのときの仲間はもうこの世にいないけれど、ボク自身、生かされた者として、生かされたことの意味と役割と考えながら彼ら彼女らと共にこれかれも生きづらさを抱えた人たちのことを思いながらこれからも生きていく。

明日を生きられなかったバカ話をした仲間のためにも、いま、困難や生きづらさを抱えている人たちに向けて、「未来は、きっと変えられる」と訴え続けていきたい。































本当に困っている人を放っておけないから。

岐阜のソウルフード「更科」で、冷やしたぬきそば(ちなみに湯通し)を食べ、部長とともに午後の訪問先に向かう途中。

岐阜市文化センターの交差点で赤信号に引っかかった瞬間に、ふと右に目線をやると、自転車で転倒したとみられる高齢のおかあさんが目から血を流して倒れていた。

通りがかりの女性がおかあさんを助けようとしている最中だったが、女性は電話をかけながら必死の表情でおかあさんを助けようとする様子が目に飛び込んだ。

この時点で私は車で信号待ちをしている状態。

女性が電話しているから間もなく救急車が来るだろう。だから大丈夫だろうとは思ったのだが、転倒したおかあさんの様子が明らかにおかしい。

無理に起きようとしているおかあさんを見て、歩道のうえであっても安静にさせるべきだと思いました。

次の瞬間、いてもたってもいられなくなり、青信号と同時に急いでUターン。

おかあさんと通りがかりの女性をサポートすることに決めました。

おかあさんは左目あたりを強打したようで、目が開かないほど腫れ上がり、目からの出血が顔中に広がっている状態だった。

横断歩道には血の付いた無残な眼鏡が落ちていて、ひょっとすると眼鏡が災いしたのかもしれません。

幸いにも意識はあったので電話番号を聞き、部長からご家族に状況説明してもらった。


ほどなくして救急隊が到着。

搬送先の連絡は救急隊がやってくれることを確認し、おかあさんが搬送されるのを待って役目を終了しました。

あの瞬間、なぜそのような行動に至ったかというと、昼休憩を終えたと思われるサラリーマン風の男性2名が通りがかったのだが、明らかに見て見ぬふりをして去っていったから。

だから、ここで手を差し伸ばさなければ後悔すると思ったからです。

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もうひとつの出来事。

ここぱーくの求人を出しにハローワーク岐阜へ行きました。

時間は夕方4時30分。あと数分で閉庁で、しかも三連休前の金曜日ですが、担当してくださった方は、これ以上無いほど親身に対応していただきました。

求人票の修正と確認をしながら、「お願いがあります」と切り出されたのは、がんにより就労が困難になっている人が働ける職場として協力して欲しい、というものです。

担当の方はとても申し訳なさそうにおっしゃったのですが、そんなことならいくらでも協力する心の準備はあるから快諾しました。

訪問看護師のように、資格が必要な職種の場合、資格がなければ雇用は難しいですが、バックオフィスなら考えられなくもありませんから。

この話を聞き、若かりしころの自分を思い出すことになるわけですが、そんな話を聞かされたら放っておくわけにはいかないでしょう。

病気や障害があるからといって審査は甘くすることはありませんが、本気で生きることを選択する方なら全力で応援したい。

































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