タグ

タグ:看護

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、児童指導員、指導員の方に読んで欲しいブログを書きました


IMG_0677


くらしケアの「ここぱーく」は仲間を募集しています。

募集概要は次のとおりです。


【募集概要】

名称:ここぱーく

事業内容:児童発達支援&放課後等デイサービス
(医療的ケア児・重症心身障害のお子さんに特化)

職種:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、児童指導員、指導員

※児童指導員の資格要件は文末を参照。指導員は資格不要。

勤務地:岐阜市中鶉2丁目15番地1
勤務形態:パート&アルバイト

時給:職種により異なるのでぜひ気軽に質問してね。

勤務時間:9時から18時のうちの数時間(応相談)
※9時〜14時、14時〜18時などの働きかたもOK。

経験:不問。ゼロから学べるから安心してください。

条件:
 子どもが好きな方が良いですね。
 法人理念に共感できる方→ホームページ参照
タバコを吸わない方(電子タバコ含む)
 ※健康を扱う仕事なので喫煙習慣のある方はご遠慮いただいています。

代表コメント:
  代表の私がいうのも何ですが、チームワーク抜群の職場です。
 笑顔が多く素敵な職場。傍から見てて本当にそう思います。


IMG_2411


我こそはという方はぜひご応募ください。

もちろんご紹介も大歓迎です。

【問い合わせフォーム】
 こちらからお問い合わせください。

ーーーーーーーーーーーー

【補足】児童指導員の資格要件
① 地方厚生局長等の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者
② 社会福祉士の資格を有する者
③ 精神保健福祉士の資格を有する者
④ 学校教育法の規定による大学の学部で、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
⑤ 学校教育法の規定による大学の学部で、社会福祉学、心理学、教育学又は社会学に関する科目の単位を優秀な成績で修得したことにより、同法第百二条第二項 の規定により大学院への入学を認められた者
⑥ 学校教育法 の規定による大学院において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専攻する研究科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
⑦ 外国の大学において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
⑧ 学校教育法 の規定による高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者、同法第九十条第二項 の規定により大学への入学を認められた者若しくは通常の課程による十二年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む。)又は文部科学大臣がこれと同等以上の資格を有すると認定した者であつて、二年以上児童福祉事業に従事したもの
⑨ 学校教育法 の規定により、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者であつて、都道府県知事が適当と認めたもの
⑩ 三年以上児童福祉事業に従事した者であつて、都道府県知事が適当と認めたもの

IMG_2243
































新しい理念を創っています(最終回)


いつもありがとうございます。 
くらしケアの直野です。



経営理念を創っている話のつづき。
最終回です。

良かったら読んでいただけるとうれしいです。


kurashicare_logom1a
くらしケアのロゴ。
「く」をモチーフに「前を向いて歩いて行く」を表現。
「共に歩く」「寄り添う」という意味を込めています。
同時に「X」の文字も表現しています。
Xは「無限の可能性」を意味するからです。


社会をどうしたいのか、という視点

このシリーズ1回めのブログで書いたのですが、新しい理念は「看護」という言葉から始まる理念にしようと考えています。

「可能性を発揮できるよう援助することが看護」

看護という言葉には、人を変え、地域を変え、社会を変える力があると思う。

子を見守る親のような、包み込む優しさもあります。

くらしケアの事業を通じて社会をどうしたいのかと考えたとき「障がいがあっても安心して暮らせる」「チャレンジできる」「親は安心して死んでいける」そんな社会にしたいと思いました。


私自身、看護師の「看護」で救われて、可能性を開くことができました。

自立するための第一歩、背中を押してくれたからいまがあります。

社会に出ていくことの大変さはありました。

病気だから、障がい者だからと感じた偏見やバリア。

これらを乗り越える努力はたくさんしてきました。


私は身体障がい者ですから、町がバリアフリー化されていくことはとてもありがたいことです。

身体障がい者への理解はずいぶん進んだのではないかと思います。


一方で、精神障がい、知的障がいの方を支援するいま感じるのは偏見の多さ。

例えばアパートひとつ借りるにしても、大きな偏見が立ちはだかります。

ハードは変わっても、ハート(心)はまだまだ変わっていないのが現実です。

偏見を乗り越える努力が必要な分野がまだまだたくさんあるのです。

障がい者になったからといって、偏見を受けなければいけない社会、必要以上に努力しなければ生きられない社会なんておかしいと思っています。



看護の力で地域を変える


私は偏見を無くしていくための鍵は看護にあると思っています。


偏見をつくっているのは人。

人々の意識です。

人々の集合体は町であり地域です。

地域で暮らしている障がい者の生きづらさは地域のなかで起きています。

くらしケアは、障がい福祉に精通した訪問看護師が障がいのある方とご家族(ご利用者様と呼びます)
のケアにあたっています。


日々の訪問で、ご利用者様が少しづつ自信を取り戻していく様子の報告を受けたり、自立への夢を描いていく報告を聞くたびに、看護やご利用者様の意識を変え、そうした活動が地域に認知されれば、地域は変わっていくと思います。

地域が変われば社会が変わります。


社会が変われば「障がいのない社会」が実現するかもしれません。


その最先端がくらしケアの訪問看護師。

看護の力だと思います。


看護の力で地域を変え社会を変える


くらしケアの新しい理念には、この言葉も加えます。




最終的な理念は製作中のホームページへ掲載する予定ですのであらためてご紹介しますね。




それでは理念のブログはこれで終わりにしたいと思います。


引き続き、くらしケアと、くらしケアのスタッフを応援していただけたらうれしいです。

よろしくお願いします。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。




















新しい理念を創っています


いつもありがとうございます。 
くらしケアの直野です。 


実はいま、経営理念を創り変えています。

理由は、会社が大きくなるにつれ、現在の理念では物足らないように思えたことと、会社のさらなる成長を促すためです。

そこで今回は、理念策定について、数回にわけて書いてみたいと思います。


明日が待ち遠しい、というバリュー


くらしケアを立ち上げたときの理念は「明日が待ち遠しい暮らしを創造し実践する」でした。

この理念に決めたのは、訪問看護という仕事をしていくうえで「次の訪問が待ち遠しい」とご利用者様に思っていただける、そんな訪問看護をしていくという覚悟を表したかったからです。

私は、病気で障がい者になりましたが、障がい者になった数年間は「明日が待ち遠しい」とはとても思えませんでした。

そんな時期を経ていまがあるのですが、明日が待ち遠しいと思えない日々を送っている障がい者とご家族が居るのであれば、明日に希望を持てるよう支援したいと、そのような思いも込めました。

新しい理念は、この「明日が待ち遠しい」というバリュー(価値観)に追加する形で作り変えます。

明日が待ち遠しいは、今でもとても大切と考えていますので、このバリューは変えずに残します。

新しい理念の策定には、新たに2つのバリューを追加します。
 

ひとつは「看護」、
もうひとつは「イメージ」です。


くらしケアは、訪問看護を軸に、相談支援と居住支援をひとつのシステムとして動かしています。

ですので、くらしケアは単なる訪問看護ステーションとは思っておらず、くらしケアという名の仕事、だと思っています。

くらしケアは、生きづらさを抱えている方(病気や障がいのある方)の暮らし(人生、家族)をケアする仕事だと思っています。
(社名はこの考え方から来ています)

くらしケアという仕事を実践していく上で、大切なバリューを明確にします。



そもそも看護とは


看護という単語は様々な捉え方がありますが、私が共感した考え方を引用して紹介します。

ひとつはこれです。
本学では看護を、人間の健康に焦点を当て、人間と環境に働きかけ、各人の到達しうる身体的側面と心理・社会・霊的側面の最高位、すなわち最適健康状態を生み出すように援助する働きととらえる。

看護専門職者が看護を必要とする人々との援助関係を基盤に、看護学の知識と技を用いて、個人・家族・地域社会が、それぞれの可能性を最大限に発揮できるように援助することを願っている。

2004年『聖路加国際大学学生便覧』p2

私が病気で障がい者になったあと、引きこもったり自暴自棄になった時期があり、どん底の私を救ったのが、ある看護師との出会いがあったからですが、あの時期の出来事を振り返ると、聖路加国際大学の引用にもある、個人・家族・地域社会が、それぞれの可能性を最大限に発揮できるように援助するという一文は、とても腑に落ちました。



また、看護では有名なフローレンス・ナイチンゲールの『看護覚え書』(1860)では、次のようなことが書かれています。
看護覚え書

①換気と暖房…空気を適切な温度に保ち、換気を十分にすることが大切です。

②住居の健康…きれいな空気や水、下水溝の整備や採光などに気を配ります。

③小管理…チームを組んで看護をしている場合、リーダーが他の看護師の言動にすべて責任を持ちます。

④物音…騒音や内緒話など、不必要な物音は患者さんに不安を与えます。

⑤変化…よい環境の変化が気分転換となり、回復につながります。

⑥食事…体調などに合わせて、食べられるようにする方法について注意を向ける必要性があります。

⑦食物…栄養バランスの良い食物を摂取することが大切です。

⑧ベッドと寝具類…こまめにシーツ交換をします。肌触りなど、患者さんに合った寝具であることも重要です。

⑨陽光…健康維持や回復のために、陽光は必要なものです。

⑩部屋と壁の清潔…こまめに掃除を行い、清潔を保ちます。ほこりを除くためには、濡れぞうきんで拭くことが効果的です。

⑪からだの清潔…からだを拭くと気持ちもすっきりして、回復につながります。

⑫おせっかいな励ましと忠告…よけいな話をして、却って不安を与えてはいけません。

⑬病人の観察…看護師に貸す授業で最も重要なものは観察です。表情や顔色、排泄物などを観察して患者さんの体調がわかるようにします。



一般的な感覚だと、看護といえば看護師を想像し、病気やキズの手当をしたり、注射や点滴をするようなイメージを連想しますが、私は、看護という言葉の意味を知れば知るほど、それだけではない、大切なバリューがあると思います。


300px-Nightingale-illustrated-london-news-feb-24-1855
看護婦として戦傷兵を見舞うナイチンゲール(1855年)
ウィキペディアより引用



看護覚え書に書かれているように、生活を整えること、そして、可能性を発揮できるよう援助することが看護なのだと私はそう解釈しました。


ですので、くらしケアの新しい理念は「看護」という言葉から始まる理念にしようと考えました。




長くなりましたので、続きは明日にしたいと思います。

今日もいい一日をお過ごしくださいね。

























このページのトップヘ

見出し画像
×