ファイル 2016-04-08 午前6 48 36

昨日は子どもたちの中学入学式でした。
「あいにくの雨」という言葉がぴったりな天候だったけど、入学式は笑いあり感動ありで、涙腺崩壊をガマンするのに必死でした。

なかでも校長先生の式辞が良かった。

中学生活では夢を持ち、笑顔で過ごそう、というお話です。

オリンピックにも出場した村田諒太さんというボクサーがいます。

彼が小学6年のとき、両親の離婚をきっかけに家庭崩壊し、村田さんの生活は荒れていく。

中学では髪を金髪にしていたのだが、担任の先生がキッカケでボクシングに出会うことになり、高校では彼の才能を見ぬいた先生との出会いにより実力をつけ、ついにはオリンピックに出場するほど選手になったのだけど、彼がそこまで辿りつけたのは夢があったから、そして人生を変える先生との出会いがあったからで、このふたつがなければ現在の村田諒太選手は存在しなかったであろうと。

だから夢は絶対に見つけて欲しいし、人生を変えるような先生と出会って欲しいということ。 

そして最近は不登校が増えていて人間関係でつらい思いをしたり学校から遠ざかりたくなることもあるかもしれないけど、どんなときも笑顔を忘れなければ、道は必ず拓けていくというお話でした。


振り返れば僕の人生は中学時代の出来事が大きく影響していると思います。

音楽を始めたのも右足が不自由になるキッカケも中学時代だし、考え方も性格も中学で過ごした3年間が良くも悪くも影響していると思う。 

当時の僕は、将来の夢はあったけど笑顔はまったくありませんでした。 

この歳になって笑顔の大切さをようやく理解できましたが、笑顔を大切にして来なかったから余計な苦労をしたり、誤解を招いたり、友だちも増えなかったと思うのです。

恥ずかしながらこの歳になって夢と笑顔の大切さを痛感する。 

どんなことがあっても笑顔でいるよう心がけているおかげで、状況が好転しやすくなったし、仲間との関係も良くなることを身をもって体験しているから。

それに、夢を持つことで素敵な支援者や仲間に恵まれるようになり、日々楽しく過ごせるようになったから。

もちろんたいへんなこともあるけれど、その大変さも夢と笑顔があれば楽しめるようにすらなっている自分がいます。

子どもたちが、校長先生の素敵な話しをどのように胸に刻んだかは分からないけど、余計な苦労や遠回りをした僕からすると、やはり人生の早い段階から夢を持つに越したことはないと思います。

だから、いまこの瞬間から、どんなことがあっても笑顔で過ごして欲しいなぁと思いました。


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