20140603-miruto12

画像はイメージ。こちらからお借りしました。





家族に精神障がいを持つ方がいるご家庭のお悩み相談でお宅を訪問した。

いろいろとお話を伺うなかで感じたこと、思ったことを書いてみたい。


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障がい者の親なきあと問題の多くは、子が自立した生活を営めるかどうか。

現状営めていない、あるいは見通しが立たっていない。

誰かに相談したくても、身内のデリケートな問題を他人に話す勇気はない。

親子間で何とかしようとするが、親子間でうまく行った話を聞いたことがない。

うまくいかない理由は「近すぎるから」だ。

別々で暮らしていても、親子というのはそもそもが近い。

近すぎる文字が読めないように、近すぎて良いことはない。


相談相手を間違えていることもよくある話。

十分な知識と経験がない支援者が、良かれと思い、悪気なく行うアドバイスが問題を複雑にしている。

そういう状況の人が少なくないと感じる。


この問題にはお金の問題が大きく関係している。

生活を維持できるだけの収入がなければ健常者でも悩む。

なのに病気や障がいがあるわけだから問題はかなり深刻である。

就労できなければ十分な収入を得られず生活を維持することは困難。

障害年金だけで暮らせる金額設定にはなっていないのだから無理である。

生活保護を受けることもできない。

ではどうするか?

誰かが補填するしかない。補填先の多くは親だろう。

しかし親が補填し続けることは難しい場合が多い。

親は家を買い、子どもを育てるために、十分にお金を使ってきた。

あるのは親の老後を維持できる最低限の貯えと年金だけだろう。

だが、子を思う親は、多くの場合「なんとかしたい」と無理をして頑張ってしまう。

子も悩んでいる。でもうまくいかない。

そんな方が多い。


私はいつも「もう少し早く出会っていれば・・・」と思う。

でも「このタイミングだったことは意味があるのだろう」と思うようにしている。


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個人情報のため詳細は書かないが、相談者の課題を整理し、アドバイスさせていただいた。

相談者が長年抱え続けた不安は、少しだけ希望に変わった思うが、実際は大きく動き出すと思う。


あと余談。

この相談者の方から聞いた話。

「何でもやります」とアピールしたという某市の精神科訪問看護ステーションの話を聞いた。

「何でもできます」ならまだしも「何でもやります」とは・・・

おいおい、大丈夫か。



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