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※キャンナス岐阜発会式の様子。

クリスマスシーズンになるとキャンナス発会を思い出します。
それは2014年12月23日のことで、全国71番目となるキャンナス岐阜を発会したことです。

岐阜シティタワー43で行った発会式は寒いなかたくさんの人に足を運んでいただき、キャンナス史上最大の発会式となりました。
キャンナスへの参画を決めてから発会式まで2ヶ月。会場探しから、講師選定、福祉施設への呼びかけ、お土産の準備、メディアへのプレスリリースなど、急ピッチで行ったことを思い出します。

当日は県内の福祉施設の方々にブースを設置していただき、商品の宣伝販売も行なわれるなど、終始、和やかなムードで行われましたが、発会を終えた先に、重い病気と障がいを持つ人たちが置かれている現実を知ることになるとはこの時点では予想もしていませんでした。


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キャンナス岐阜の活動は、見守り、外出支援、思い出づくりの3つをテーマにしていました。
家族の介護から離れられない方のかわりを担う、医療機器等により外出を制限されている方の看護師による同行を支援する、終末期の方を思い出旅行に同行するといった活動を視野に入れてのスタートです。


(余談ですが、思い出旅行に関しては、緩和ケア病棟で最期を迎えるばかりの実父が看護師のサポートを受けて生まれ故郷の屋久島へ行ったことも理由です。結局、病魔に勝つことはなく1ヶ月後には他界しましたが、旅行中の写真に映る父の表情は末期がんを患う病人の表情ではなかったから。キャンナスでぜひやりたいと思いました。)


親なきあとを心配する親の声に出会い、障がい者支援活動へ傾倒していくなかで、その延長にキャンナスとの出会いがありました。活動の多くは呼吸器を付けた難病の方の外出支援でしたが、重い病気や障がいがあってもその人らしく暮らせるようにできないかという思いはキャンナスの活動を通じて高まっていったように思います。

しかし、そうした思いは強くなる一方で、キャンナスだけでは難しいことも感じました。キャンナスの利用は有償です。けれど基本的にボランティアであることにかわりません。活動の継続は容易ではありませんでした。

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ジレンマを感じながら、産みの苦しみのなかでたどり着いた答えが現在のくらしケアです。

過去を振り返ると、一見、偶然のように思えることは必然だったように思いますし、その瞬間は苦しみでしかなかった過去さえ愛しいものに思えます。

目の前の現実から目をそらさなかったこと、困難から逃げずに向き合ったことでいまがある。
4年前のキャンナス発会を思い出しながら、そんなふうに思います。


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