お金が無くても創ることができるもの
「カキフライとタルタルソースは最強♬」
だと思います。
さて、今日のブログはお金が無くても創ることができるものは何か?というタイトルで書いてみます。
ここから書くことはあくまで私の体験がベースなので、「そんな考え方もあるんだね〜」程度に読んでいただけたらうれしいです。
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自立した生活を送れるようになりたいとか、事業を起こしたいなど、なにかを成し得たいと思ったとき必ずついて回るのがお金の問題です。
私が障がい者になったのち社会に出ようとした18歳のころ、お金はほとんど持っていませんでした。
ここから書くことはあくまで私の体験がベースなので、「そんな考え方もあるんだね〜」程度に読んでいただけたらうれしいです。
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自立した生活を送れるようになりたいとか、事業を起こしたいなど、なにかを成し得たいと思ったとき必ずついて回るのがお金の問題です。
私が障がい者になったのち社会に出ようとした18歳のころ、お金はほとんど持っていませんでした。
ただとにかく自立したいと同時に「自立して何がしたいのか」を考えていました。
私は脚が不自由。だから移動に課題を抱えていたので、まずはマイカーを持ちたいと思いました。
まだ若造だったので、できればカッコいいクルマに乗りたいと思い、日産のフェアレディZに乗ることを目標にしました。
ようやくありつけた設計事務所でのアルバイトで働きはじめました。
当時の私の感覚は、アルバイトを見つけるだけでもメチャクチャハンデを感じましたし、いくつも就職先から断られた挙げ句にようやくたどり着いたアルバイトでしたので感無量でした。
そして働けるようになったことで、念願のフェアレディZを買うことができたのです。
学歴も職歴もコネもない通院が必要な片松葉杖の障がい者が仕事を見つけられたのは、「仕事につきたい」という思いよりも、「仕事をして何がしたいのか?(=クルマを買いたい)」といった理想を明確にもっていたことが良かったように思います。
仕事は手段、マイカーは目標、マイカーのある暮らしが理想、というわけですが、明確な理想があったこそ仕事を見つけるモチベーションに繋がったんじゃないかなって思います。
初めてのマイカーは40万円くらいで売っていた中古の白いフェアレディZ。3速のオートマで全然走らないし燃費も悪くしょっちゅうエンストするような個体でしたが、それでもはじめてのマイカーを持てたことはとてもうれしかったのを覚えています。
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事業を起こすにはお金が必要ですが、くらしケアを立ち上げるためにお金は必要でした。
訪問看護と相談支援の居宅介護支援の3つを立ち上げたい。そのための事業計画を立ててシミュレーションしてみたところ、どう考えても最低で1000万円は必要だとわかりました。
看護師3〜4名を雇用してお給料を払い、事業を軌道に乗せるにはそれだけの運転資金がないと厳しい。
しかも私の給料は最低でも1年はナシという前提でした。
当時の仲間に入浴介助の会社で派遣で働いていた看護師が居たのですが、派遣切り的な理由で仕事が無くなるタイミングにあり、もし訪問看護ステーションを立ち上げるならウチで働きたいとの意向を持っていましたので、彼女の雇用先にならねばとの一心で、急ピッチで事業計画を練りました。
私は脚が不自由。だから移動に課題を抱えていたので、まずはマイカーを持ちたいと思いました。
まだ若造だったので、できればカッコいいクルマに乗りたいと思い、日産のフェアレディZに乗ることを目標にしました。
ようやくありつけた設計事務所でのアルバイトで働きはじめました。
当時の私の感覚は、アルバイトを見つけるだけでもメチャクチャハンデを感じましたし、いくつも就職先から断られた挙げ句にようやくたどり着いたアルバイトでしたので感無量でした。
そして働けるようになったことで、念願のフェアレディZを買うことができたのです。
学歴も職歴もコネもない通院が必要な片松葉杖の障がい者が仕事を見つけられたのは、「仕事につきたい」という思いよりも、「仕事をして何がしたいのか?(=クルマを買いたい)」といった理想を明確にもっていたことが良かったように思います。
仕事は手段、マイカーは目標、マイカーのある暮らしが理想、というわけですが、明確な理想があったこそ仕事を見つけるモチベーションに繋がったんじゃないかなって思います。
初めてのマイカーは40万円くらいで売っていた中古の白いフェアレディZ。3速のオートマで全然走らないし燃費も悪くしょっちゅうエンストするような個体でしたが、それでもはじめてのマイカーを持てたことはとてもうれしかったのを覚えています。
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事業を起こすにはお金が必要ですが、くらしケアを立ち上げるためにお金は必要でした。
訪問看護と相談支援の居宅介護支援の3つを立ち上げたい。そのための事業計画を立ててシミュレーションしてみたところ、どう考えても最低で1000万円は必要だとわかりました。
看護師3〜4名を雇用してお給料を払い、事業を軌道に乗せるにはそれだけの運転資金がないと厳しい。
しかも私の給料は最低でも1年はナシという前提でした。
当時の仲間に入浴介助の会社で派遣で働いていた看護師が居たのですが、派遣切り的な理由で仕事が無くなるタイミングにあり、もし訪問看護ステーションを立ち上げるならウチで働きたいとの意向を持っていましたので、彼女の雇用先にならねばとの一心で、急ピッチで事業計画を練りました。
くらしケアを立ち上げるなら今しかない。どうにかしてお金を調達しないといけないと、かなり切迫感を感じながら資金調達に走りました。
金融機関へ出向いて「訪問看護を始めたいからお金を貸してください」と言ってもカンタンにお金は貸してもらえません。だから事業計画は大事なのですが、実は、事業計画以上に大事なことがあることを知りました。
ビジョン(理想)です。
経営理念と言い換えても良いと思いますが、事業を通じて社会にどのような価値を提供したいのかを明確に答えられるかどうかが問われるのです。
そもそも何の実績も無い人に大金を貸すわけですから、経営者の「人となり」や過去の経歴を見られたうえて、キチンと事業計画を実現できるのかを見られるのですが、事業計画の実現性にビジョンが大きく影響することを、担当のバンカーに教えていただきました。
当時、部長と頭から湯気が出るほど考えた考えたビジョン。それが「ご利用者の明日が待ち遠しい暮らしを実現する」でした。
私自身が渦中のときにそうだったように、障害を持つ人達は明日が来なけりゃいいと思っている人がいますし、明日に希望を持てず日々を暮らしている人たちがたくさんいます。
そうした人たちに私たちくらしケアが関わることで、「また会う日が待ち遠しい」「未来に希望を持てるようになれた」などと思っていただけるような存在になりたいと、そんな思いをビジョンに込めたのです。
資金調達に奔走したのは忘れもしない3年前の10月から12月のこと。結果、無事に資金調達を行うことができ、くらしケアは晴れてスタートすることができたのでした。
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3年前、そんな状態だった私たちがくらしケアを立ち上げられたのは資金の前にビジョンがあったから。
しっかりしたビジョンがあったからこそ資金調達できたのだと思います。
そろそろまとめに入ります。
お金は無くてもビジョンは創ることができる。
そしてしっかりしたビジョンができれば資金も仲間も集まります。
今日のブログでお伝えしたいことは以上です。
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