
看護師の方で転職サイトに登録している方は多いようですね。
今回のブログでは「求人側の目線」で転職サイトについて思うことを書いてみたいと思います。
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くらしケアは転職サイトからのご紹介は受けない方針で求人活動に取り組んできました。
理由はいろいろありますが、仮に転職サイトから看護師の紹介を受けて就職が決定すると、転職サイト運営会社に想定年収(正確には理論年収と呼ぶ)の25パーセントほど払わなければならないのですが、金額が高額すぎると感じるのが主な理由です。
例えば、想定年収が400万円の場合は100万円(税別)、500万円なら125万円(税別)を払わなければなりません。
これは小規模な訪問看護ステーションでは厳しいと思いますし、比較的大きな病院であってもけっこうな出費です。
転職サイトの仕組みは、
1.転職サイトに看護師が登録。転職希望者を集客する。
2.転職サイトがハローワーク等の掲載求人をインターネットで集める。
3.上記1.で集客した看護師に、2.で集めた事業者の求人情報を紹介。
簡単にいえばおおむねこんな流れです。
これで就職が実現すると、あなたの就職先は転職サイト運営会社に多額の費用を払います。
もともとハローワーク等の転職情報を使っているに過ぎないので、転職希望者が直接、求人事業者に応募すればよいのですが、転職サイトを介するだけで転職サイト運営会社に多額の費用を払うことになるわけです。
1.転職サイトに看護師が登録。転職希望者を集客する。
2.転職サイトがハローワーク等の掲載求人をインターネットで集める。
3.上記1.で集客した看護師に、2.で集めた事業者の求人情報を紹介。
簡単にいえばおおむねこんな流れです。
これで就職が実現すると、あなたの就職先は転職サイト運営会社に多額の費用を払います。
もともとハローワーク等の転職情報を使っているに過ぎないので、転職希望者が直接、求人事業者に応募すればよいのですが、転職サイトを介するだけで転職サイト運営会社に多額の費用を払うことになるわけです。
図にするとこんなイメージ。
看護師 ⇔ 転職サイト ⇔ 病院やクリニック
(手数料)
看護師 ⇔ ハローワーク ⇔ 病院やクリニック
(無料)
もし短期間で辞めたら在籍期間に応じて返金されるようですが、転職後に定着するかどうかはわかりません。
したがって辞めてしまったらいくらかの損失は発生します。
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転職サイトの実態はいってみれば仲介業。
売りたい人と買いたい人をつなぐ仕事だから構造はまったく同じです。
私は不動産仲介業で働いてきた経験が長いですが、例えばアパートの部屋探しのお手伝い(賃貸仲介)でもらえる手数料は家賃の1ヶ月分と法律で決まっています。
家賃は5万円なら5万円に消費税が受け取れる報酬の上限で、いくつもの部屋を紹介しても上限は決まっています。
他方、不動産の売買仲介の場合、土地を買って家を建てたい方に土地を紹介した場合の手数料は、取引価格の3パーセントと法律で決まっています。
100万円の仲介手数料をいただくには3300万円の土地を売ることに匹敵するし、125万円の仲介手数料なら4160万円の土地取引に匹敵しますが、これほど大きな土地取引きの手数料と同等ということを意味します。
個人で3000万4000万円もする土地を買って家を建てる人は、岐阜の地域ではほとんどいないと思いますが、この100万円、125万円がいかに高額かはなんとなくご理解いただけるのではないかと思います。
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ここからは私個人の考えです。
転職サイトに100万円払うなら、スタッフが喜んでくれることに充てたい。
100万円あれば、新しい事務所を開くことだってできますから、そっちに使いたい。
そう思います。
別に転職サイトの存在を拒否しているわけではありませんが、不動産仲介の経験者からすると、転職サイトの報酬は業務内容の割には異常に高いと感じます。
不動産は「モノ」です。そして取引にかかる手数料は消費者に明確に提示します。
看護師は「モノ」ではないうえに、手数料が支払われるかは明確にされぬままモノゴトが進む。
私はこの点にどうしても違和感を感じてしまうのです。
もちろん、ハローワークの情報では心もとないという声も聞きますし、転職サイトを利用する安心感やメリットも一定では理解していますが、それでもあなたがくらしケアに興味を持っていただけたのなら、仮に転職サイトに登録済みであっても、くらしケアへ直接ご連絡いただきたいと、そんなふうに思います。
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