「精神障害を持つ未成年の子どもが年金をもらえそうか?」と母親から相談を受けたのですが、話を聴く限りではもえそうな内容でした。しかし母親はもらえないと思い込んでいて、なにも行動していませんでした。

行動していなかった理由は、同じ境遇の仲間に、いわゆる「世話焼き」の方がいて、その方の回答が「もらえない」だったから。母親は世話焼きの方がそうおっしゃるのだからもらえないだろうと思いこんでいたのでした。

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年金をもらえるかどうかを決めるのは日本年金機構なのだから、そこはやはり然るべき相談先に相談すべきで、「もらえないとわかるまではあきらない」ことが大切だと思います。

特に未成年で障害を持つことになった方は、成人期に収入の点で大変な苦労を負う可能性がありますし、障害年金のように子どもの所得を補完する何がなければ親の負担は増すばかりです。

ですので「もらえるかもらえないか」は早い段階ではっきりさせておき、もらえないことがわかれば、もらえない前提で将来設計すべきでしょう。


さて。そこで問題になるのが、年金が受け取れるかどうかの判断や手続きですよね。実は年金事務所に相談しても正確な回答が得られないことがあります。なぜなら年金が受け取れる条件をきちんと揃えないと年金事務所も答えようが無いからです。ですが相談者は何が必要かが分からない状態から始めますので年金受給までのゴールは複雑で遠回りする可能性があるのです。

そこで最近は専門家が登場しています。障害年金受給代行サービスを利用するという方法です。主に社会保険労務士が提供しているサービスですが、初回面談で年金がもらえそうかどうかくらいは判断してくれますし、もらえる可能性があれば手続きを代行してくれます。

料金面が心配ですが、多くのサービスは成功報酬。本当にもらえるまで一切料金がかからないのがほとんどです。もらえる場合は料金が発生しますが、もらえることをあきらめるくらいなら決して高くないですし、人生という時間軸で考えれば、1ヶ月でも早くもらえたほうがメリットは多いと思います。

今日のブログは「こういうサービスもある」ことをお知らせするために書きました。ご利用は自己責任でお願いしますね。

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