くらしケアを立ち上げようと思ったのは、障害があっても社会参加したい、自立したい、自分らしく前向きに生きたいという人を支援するためだった。

昨日、そのことに気付かされた。

背景には私の原体験がある。

看護師に救われた私は、病気で障害者にはなったけれど、社会参加したい、自立したい、自分の望む人生をあきらめずに送りたいという思いがあった。

お気づきかもしれないが障害者にもいろんなタイプがいて、24時間テレビで見るような逆境に立ち向かったり、ポジティブな障害者ばかりではない。

残念ながらそれが現実である。

私はいま、看護師の仲間とともに前向きな希望を持ちながらも生きづらさを抱える障害者の支援に携わっているが、大切なスタッフが疲弊したり、後ろ向きな思考に引き込まれるのは見過ごすことはできない。

私は障害者だが、同じ障害者として大切なスタッフを意味もなく苦しめるなら関わりをやめさせる覚悟を持ちたい。

「今より善くなりたい」

「むかし元気だった頃の自分を取り戻したい」

そういう人を支援するのがくらしケアだったはず。

くらしケア誕生の原点はリカバリーを望む障害者を助けることだから。

スタッフの物心両面の幸せの実現なのだから。

それが私の存在意義でもあるから。


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