先日行った美容院で感じたことを書きたい。

私の髪はほぼすべて白髪。抗がん剤のせいでメラニン色素がやられているかららしい。

まだ老け込むには早いと毎月1度のカラーリング(白髪染め)を欠かさない。

しかし仕事の兼ね合いもあり今回は1ヶ月を超えてしまった。

次の週の予定も考えると日曜日に染めたいが、行きつけの美容院はあいにく定休日。

しばらく考えたのち、部長オススメの美容院レイフィールドへ行くことにした。

レイフィールドは東海エリアを中心に59店舗ほど展開する大型の美容院チェーン。私の住む愛知県江南市にもレイフィールドがあるため、スマホ経由で予約し、初めて利用した。

スタイリストは店長に依頼(別料金!)期待値の高い仕上がりを望めば料金が高くなるシステムのようだ。

席に案内されカウンセリングを受けたのち店長のカットが始まった。

ヘアカットする店長との会話で気づいたのだが、レイフィールドで働くことを誇りに思っていることがわかる。

レイフィールド発祥の地は岐阜県各務原市の蘇原(そはら)で、30年前に現社長の母親が始めたんだそう。

どんな会社も始まりがあるが、レイフィールドは全国に拠点が広がっている。そのことをとても誇りに思っているのだ。

ほかには現社長の方針で、障害者雇用にも積極的に取り組んでいるという話を聞いたが、このことも所属する会社を誇りに思う要因になっていることが伝わる。

(実はくらしケア介護障がい相談センターのご利用者様も、レイフィールドに雇用された事例がある)

店長のカットが終わり、カラー担当(白髪染め担当)の女性にチェンジしたのだが、この女性が発した言葉も同様だった。

会社が伸び盛りで来月9月には全国60店舗に達することや、先の障害者雇用に取り組んでいることは彼女の自慢であり、彼女からも、レイフィールドに所属していることを誇りに感じていることが伝わる。

美容院はコンビニの4倍もあるといわれるほど過当競争にさらされている業界だから、経営的には大変なことも多いと想像するが、スタッフたちの会社に対する思いを感じて、経営者としてある種のうらやましさを感じたのだった。

同時に確信に思うことがあった。それは「会社を大きくしたいと思うことは決して間違っていない」ということである。


o153611521436358518178
※画像はネットからお借りしました。


会社が大きくなればチャレンジできることは増える。当然、障害者雇用だって積極的に出来るようになると思う。

規模が大きくなれば企業の財務的体力もついてくるから従業員への還元策も選択肢が増えるだろう。

実際、大きな会社(病院も同じ)、有名な会社になればなるほど所属していることが誇りに思えたり、子を働かせている親としても安心感が増すことに繋がる話はよく聞く話だ。

利用者にとっても同様で、聞いたことのない会社よりも、誰もが聞いたことのある会社のほうが、より安心感を持つ傾向にある。

過去、確かくらしケアを初めて1年経たない頃に「100拠点を目指す!」とぶち上げてスタッフにドン引きされ、一部のスタッフは会社を去って行ったこともあった。

当時はまだ岐阜市に事務所があるだけだが、現在は3拠点に増えているから、順調に増やして行くことができれば確実に大きな会社にはなれるだろう。

この日、レイフィールドのスタッフの思いを知り、くらしケアを大きな会社にしたいと思うことは決して間違ってないと、髪を染めてもらいながらそんなふうに思った。




ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになります!
▼▼▼▼▼▼

くらしケア代表のブログランクはいま何位?