毎週火曜日の昼礼で女性社員が良いことを言っていました。

私も同感で、精神科訪問看護は卒業を目指すべきだと思っています。

ご利用者様にとって訪問看護師が便利な存在になったり依存させるような看護は論外。

昨日のブログでも触れましたが、精神科訪問看護はご利用者様のエンパワーメントを追求するべきだし、自立に向けた支援がこの仕事の醍醐味でならなければならないと思います。

もちろん訪問看護だけで完結することは不可能。だからこそくらしケアの体制があるわけで、くらしケアを知る外部の方々もその点に期待してくださっているのではないかと思います。


またくらしケアでは社員の看護師に営業活動を強いていませんが、これも大前提があります。

それは、くらしケアに関わったら家族関係が良くなった、抱えていた課題が解決できた、症状が安定したなど、良いクチコミや評判が立てば営業活動などしなくても相手から問い合わせやご紹介があるはずだと考えているからです。


考えてみてください。

美味しいラーメン屋のようにクチコミで評判のお店には行列ができてるし、良い医者が居るクリニックには多くの患者が集まっています。

その理屈と同じです。

医療の専門家でも無い私が誤解を恐れずに言いますが、精神病院は政府の方針も虚しく病床数は思うほど減らず、入院期間はもはや人権侵害と言われるほどで、諸外国とは比べものにならないほど長いという現実がありますが、その根底には経営を安定させるための利用者の囲い込みといった現実もあると聞きます。

それって私には本末転倒にしか思えない。
私が当事者家族なら絶対に許せない話です。

思うに私を含め社員全員が「社会から本当に良いと評価をされるサービスや支援を提供できている」なら、その評判はクチコミで伝わります。

そうすればご利用者様から黙ってても私たちを頼ってくださると思うし、結果的に営業活動も要らなくなるのです。

実は初年度は私と相談支援専門員の永井で営業しました。

必死の思いで営業したのです。

現在のご利用者様の半数以上は、永井の努力の結果です。

経営を軌道に乗せるためのプレッシャーでもありましたが、自分たちが提供するサービスに絶対的な自信があったし、土日祝日構わずあらゆるところに出向いていって親なきあとの支援に対する私たち「思い」を語り続けて一気にご利用が広がったのです。

問題は、ご利用者様ご家族の期待にどの程度応えられているかだと思います。

経営陣といわれる私たちの役目は初年度からは変化しましたが、いまでもできるだけ当時者やご家族のもとへ出向いて行ってるのは生きづらさを抱えている方に幸せになって欲しいという願いと、やはり社員を思うからです。

はっきり言えること。

それは働きやすい職場の実現や良いお給料、良い待遇、福利厚生を実現するには、ご利用者様にどれだけの価値を提供し、どれだけ喜んでいただけたかがすべてだということです。

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先輩が後輩に手ほどきしたり、皆んなで学んでいかなければ技術もサービスも向上しない。

流行っている店は絶えず工夫して努力しています。そしてリーダー以下チームがまとまっていて、偶然では決してそうはならない。

私たちは「評判を聞いて来たけどたいして美味くもないラーメン屋」になってはダメなのです。

会社と社員とご利用者様の「三方よし」とするためにも、卒業のある支援を目指さなければなりません。

だから私たちは絶えず学ぶ必要があるし、指導者は導いていく義務と責任があるあるし、だからこそ協力し合う必要があると思います。

「くらしケアに出会って良かった」

そうした評価がクチコミになり、救いを求めてさまよう人たちに届く。その結果、訪問看護師の営業活動が不要になる。そのために自己研鑽しながら一人でも多くの方を救っていく。そうした努力の積み重ねによって、私たちにおける働きかた改革が実現できるのだと思います。

経営に魔法はありません。

社員にとって良い職場でありつづけることと精神科訪問看護で目指していることは完全にリンクしています。

その意味でもくらしケアの精神科訪問看護は卒業のある支援を目指さなければならないと思っています。


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