ある精神障害の方のお母さんから「くらしケアはアクトみたいなことをしてるのだから医者を雇ったら?」とのご意見をいただいた。

また「たいそう」な意見だなぁと一瞬は思いましたが、掘り下げて聞いてみるとそこには切実な問題が隠されていました。

精神障害の方が落ち着いた日常生活を送るためには、きちんと薬を飲むことが欠かせないのですが、薬を手に入れるためには当然、医師の診察が必要なわけです。

しかし、様々な理由で通院できない方も多いのが現実。

ご家族はご高齢な方が多く、その大変さは想像を超えるものがあり、年を追うごとに深刻な問題になっていきます。

当然、親はいつか亡くなるわけですから、これも立派な親なきあと問題といえるでしょう。


その解決策として期待されているのがアクトというわけですが、アクトを行っている医師は全国でも非常に少なく、くまなく普及することはおそらく厳しい。

ちなみにアクトとは、精神科医を中心に、看護師、精神保健福祉士、作業療法士などによるチームアプローチで精神障害のある方の家へ訪問(※アウトリーチ)して支援するものです。


くらしケアの場合、医師が居ないこと以外はアクト並みかそれ以上のサービスを提供できていると思うのですが、前述の「定期的に薬を手に入れるための親の苦労を解決するための手段」はさすがに持っていません。

そこで考えているのが「遠隔診療を組み合わせたサービスの開発」で、医師はテレビモニターごしに、利用者はスマートフォンで診察を受ける。薬は宅急便で届けることができればこの問題は解決すると思われます。

遠隔診療なら仕事を休んで診察に行くことも不要になり、「宅薬」ができれば、あとは訪問看護で服薬管理すれば良いことになります。

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全国に目をやれば、すでに遠隔診療を行っている医師は存在するし、遠隔診療のシステムを販売している企業もいくつか存在しますから決して夢物語ではないと思います。

ですのでくらしケアで医師を迎え、医療法人を立ち上げて遠隔診療を行うとか、あるいは遠隔診療システムの代理店になってシステムの普及を手伝うとかが考えられます。

いずれにしても興味深いテーマなので、実現の可能性を探ってみたいと思います。

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