請求業務に忙殺されている医療福祉介護系の皆さま。

お疲れさまです。

5月はゴールデンウィークを挟んだからスケジュールが厳しいですよね・・。

くらしケアでは事務局に大変な思いをさせています。

先月、法人の登記上の本店移転と、さらには事業所の移転と2つの移転をしたのですが、私の申し送り不備等々により大混乱。

事務局に苦労をかけてしまいましたが、体調不良を押して頑張ってくれたスタッフのおかげでなんとか間に合う見込みです。

まだ請求業務が完了していない事業者さま、あと1日がんばりましょう!




さてさて。

くらしケアではいよいよ来月に放課後等デイサービスを始めるのですが、それらの準備に追われるなかで制服の話しになりました。

放課後等デイサービスの場合、制服があったほうが良い場面もありますので総合的に判断して良い選択ができればと思いますが、このとき、過去に運営に携わっていたNPO法人時代のことを思い出したので、今日のブログはそのあたりを書いてみます。

平成26年。私と永井はNPO法人の理事長、副理事長として障がい児者の通所サービス(日中一時支援事業)に関わっていました。

この法人に関わることになったのは法人の経営再建のためでしたが、私も永井も障害福祉サービスのことはまったく分かっていないため、まず手始めに、他の事業所の施設見学をかたっぱしから行いました。

施設見学では勉強を兼ねて、同様の福祉サービスを手がける社会福祉法人、NPO法人、株式会社の施設見学をさせていただきました。

施設により様々な特徴がありましたが、特に印象に残ったのは岐阜市の社会福祉法人いぶき福祉会でした。(以下、いぶき)

何が印象的だったかというと、ひとつはご利用者様がいぶきに通うことを誇りに思っている様子が感じられたこと。2つめはご利用者様と親御さんが強固な信頼関係で結ばれていながら障害福祉業界全体をより良くしたいと思う強い意志が感じられたこと。3つめはスタッフ全員の服装がまったくもって「福祉っぽくない」ということでした。


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いぶきさんで作っている商品。
初めて見たとき福祉っぽさがまったく感じられないカラフルさに驚きました。



まず驚いたのがご利用者様が全員、SNS等々への写真掲載OKということ。
これは親御さんも同意しているそうですが、顔出しNGも多いなかで、ある意味異例に感じました。

そしてスタッフにジャージ姿のひとがひとりもおらず、ユニクロやGUのショップ店員のような服装をしていたことも驚きました。(くらしケアではイメージアップ手当という名の服の購入手当を支給していますが、これはいぶきでの体験も大きく影響しています。)

いぶきさんでは写真にあるように、一般販売でも十分に通用するマドレーヌやかりんとうを製造販売しているのですが、これらの商品はJR岐阜駅内の直営店で販売されいます。

カラフルで味も良いお菓子で芸能人のファンもいるような製品です。

思うに、いぶきさんの人たちはこれらの製品を作り販売しているという誇りがあるのだと思いました。
さらには、いぶきさんに通っているということが自慢や誇りになっていると想像しました。

翻り、くらしケアでここぱーくを立ち上げようとしていますが、私が思い描くここぱーくの理想は、医療的ケア児さんのように、制度のハザマで行き場を失っていたり困っている人たちが自慢できたり他の人からうらやましがられるような施設になることです。

いぶきさんがそれを実現している。だからうちでも実現したいと強く思います。

くらしケアの理念は看護の力で地域を変えるですが、私たちの理念に共感してくださるご利用者様や保護者さまと一緒に、子どもたちの笑顔をSNS等で発信し、発信を通じて地域社会を変えられたらうれしいですね。

そして大切な子どもたちが生きづらさを感じない地域社会を目指したい。
発信を通じて楽しく仕掛けていけたらなって思います。


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