記事のテーマは「不動産の仕事をしている理由」です。
ちょっと変わった記事になりますが最後までお付き合いいただけたら嬉しく思います。

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経済的な自立がしたかった

ボクが不動産業界に入ったのは平成5年で賃貸仲介の営業マンとして働きはじめたのが始まりです。もともと不動産業界を目指してたのではなく、自立するためにどうすればいいのかを模索した結果なんです。どこもかしこも不採用になるなかで、結果的に不動産業に行き着いたというのが本当のところなのです。

ボクの経歴をご存じの方には説明不要ですが、私は高校一年生のときに右足を切断しています。骨肉腫という骨のガンができたためで、普段は義足をつけて生活しています。

長い闘病生活のなか、抗がん剤治療と義足による歩行トレーニングを受けながら社会参加を目指し、退院後は大学進学を考えていました。

しかし、入院の長期化や母親が看病に多くの時間を割いたせいなのか、両親の経済状況があまり良くないことを悟ったので、経済的な自立を目指しました。

 

パチンコ屋の店長にに叱られた

問題は就職先が見つからないことでした。もうこれは本当に大きな壁で、どれだけ悔しい思いをしたことか(笑)

なぜなら当時のボクは社会人経験がなく杖をついた足の不自由な障害者で、定期的な通院も必要、就職するにも定期的に会社を休むことが前提だから、そんな生産性の無さそうな若者を好んで雇う会社などあるハズがありませんものね。

ボクは就職情報誌を片手に給料の良さそうな会社へ片っ端から電話をしましたがことごとく撃沈、いくらやる気をアピールしても障害のことを説明すると話はそこで終了。面接にも至らないのです。

ある日、岐阜のとあるパチンコ屋さんに電話したことがありましたが、店長と思しき方が電話口に出て、とても不機嫌そうな口調で「はあ??義足?杖をついてる?そんな身体で仕事できるわけないだろう。お前さぁ、パチンコ屋がどんな仕事かわかってるのか?」と怒鳴られたこともありました。(実はパチンコ屋がどんな仕事か知らなかったボクも悪いのですが・笑)

 

国家資格を受けることに

最終的には機械設計図面を書くアルバイトを始めたのですが、アルバイトの給料では自立にはほど遠いわけです。

正社員として就職するにはどうすればいいのか?と考えたあげく、資格を取ることにしました。理由は単純で、資格があれば少しは就職に有利だろうと考えたからです。

資格を取るなら国家資格をと思い、宅地建物取引主任者に決めましたが、もともと勉強は苦手です。それに働きながらの勉強は大変で、しかも不動産の不の字も知らないから勉強はかなり苦労しました。

運良く?合格できたのち、正社員を目指して就職活動を開始。不動産業に的を絞って応募したのですが…現実は甘くなかったですね。

不採用の連続でした(笑)

やはり資格試験に受かっただけでは採用には至らないのだと。それに不採用の理由は足の障害でしたから。落ち込みました。

 

あきらめかけたその先に

そして「これがダメならあきらめよう」と最後の面接先だった賃貸仲介の店舗に店長を訪ねたら、そこにたまたま社長さんが居て、これまでの経緯と事情を説明したところ、アッサリ採用を決めてくれたのです。

こんな感じで不動産業のキャリアが始まったのでした。

ボクは障害が原因で就職先を選ぶことはできませんでしたが、結果的には良かったと思ってます。そんな私を受け入れてくれたこの業界のおかげで今のボクがあるのですから。

あきらめなければ、意外と何とかなることもありますね。

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