つい最近だっけ。
採用から1ヶ月で産休に入った女性をとがめ「マタハラだ!」とか騒ぎになった議員のニュースがあった。

概要は、議員が経営する保育園が人手不足で募集活動を行い、女性に入社したもらったが、1ヶ月後に妊娠して産休を申し出たことで議員が憤った。そして「いきなり産休に入るって、それは違うだろう」と女性に言ったことで女性が労働基準監督署に駆け込み発覚した、という内容。

このニュースは若干、炎上気味でネットでは肯定派と擁護派で意見が別れてた。
まぁ、議員の気持ちは分からなくもないんだけど、仕方ないじゃんというのが私の感想で、私なら「元気な子を生んで戻ってきてね」と言うかな。

私は経営者だから議員の気持ちは理解できるけど、自分自身が長いあいだ子宝に恵まれない経験もしているので、どっちが良いとか悪いとかは無い。

ただ、確実に言えるのはいま日本は少子化が進んでて子どもがいないでしょ。
経営してお給料を払い、税金を納めるのも大事だけど、子を産む女性、育児に励みながら働く女性を応援できないような会社って、これからの時代に存在意義あるかなって思うわけです。

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私は、少子化問題って会社経営のあり方や経営者の利益追求思考が招いた「ツケ」でもあると思ってて、男性は家庭を顧みず働くしかなかったし、子育てできる環境を十分に与えず女性の社会進出を促してきたことが問題の背景にあると思っています。

この議員は不運だったかもしれないし、女性に悪意があったかは分からないけれど、子どもを生み育ててくれる人や家庭が存在するのは社会にとって大切なことだと思う。

ウチは少なくとも会社の理念や思いに共感して入社してくれた人たちだから、どのような状況になっても経営できるように努力するだけだし、スタッフの子育てやライフワークバランスを応援する経営をすればスタッフもキチンと応えてくれると思うんですよね。

だから、どんな状況でも経営を成り立たせるようにする努力をすれば良いんじゃないかと思いますね。

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