はじめにおことわりしますが、私は看護師ではありません。そんな私が書くことは「看護師でもないオマエが言うな」的に思うかもしれません。
あくまで私個人の主観や意見であることをあらかじめご了承ください。



さてさて。
先日、訪問看護に関する「あるアンケート」を見たのですが、その結果について思うことを書いてみたい。


《アンケート》
看護師の「訪問看護の仕事」に関する意識調査、訪問看護に興味持つ看護師は3割超も9割が不安


上記のリンクをクリック(またはタップ)していただくと、そのアンケートが見れる。
看護師向け転職支援サービス「看護のお仕事」レバレジーズ株式会社によるアンケート結果に関する記事です。
看護師957名に訪問看護の仕事に関する意識調査を実施したそうだが、これを読む限り訪問看護分野への人材供給はかなり悲観的な印象を持たざるを得ません。

「訪問看護に興味がある看護師」は全体の約3割いるが、「実際に訪問看護で働いてみたい看護師」はたった4.5パーセントという結果である。

記事で特に気になったのが「訪問看護師として働くことに9割が不安」という部分。
「訪問看護師として働く場合、不安はあるか?」との問いに対し、9割以上もの看護師が訪問看護の現場で働くことに不安があるという結果となっている。

以下、記事から引用してみる。 

・看護師が感じている訪問看護師として働くことへの不安

【スキルや経験の不足】
「医師や介護士など周りに頼れる人がいないので、自分で判断して行わなければいけない。
失敗したらどうしようと思う」
「急変時の対応」
「病院とは違うシステムで、未経験だから」
「ブランクがあること」

【業務内容、待遇面】
「オンコール、休日、給料」
「記録や計画書などが大変で、残業が多くなりそう」
「何件回るのか?ノルマありか?件数でお金が決まるのか」

【患者さんとの関係性】
「知らない家に行くこと」
「患者様ご家族との関係」
「他人の家庭に踏み込むことの複雑さ。ご家族との調整が難しそう」

【その他】
「医療機関や他のスタッフとの連携」
「車での移動」



患者様・ご利用者様の立場でこのアンケートをながめていると、なんともいえない気持ちになる。

実際に訪問看護で働いている方にも感想を聞いてみたいところだが、くらしケアで働いている訪問看護スタッフを見る限りでは、訪問看護にやりがいを見出していたり、病棟では出来なかった仕事が出来きることで楽しく働いている。

勿論仕事なので大変なことも多々あるのだが、私にはこのアンケート結果に違和感と残念さを感じるのが正直なところである。

訪問看護未経験で面接に来てくれたスタッフの様子を思い出すと、やや不安を抱えながらも思い切ってスタートを切った看護師は多い。だが数ヶ月も経たないうちに立派に自立している様子を実際に見ている立場としては、不安を感じたりちゅうちょしてるくらいなら、「まずはやってみたらどう?」と言いたくなる。


7c2eb35036c5485164db8532fb2b9c7c_s


アンケートの対象者は訪問看護の現場を担ったことがない看護師だと思われるから、不安の原因は「知らない」からだと思う。
訪問看護で働く看護師は看護師全体で見れば非常に少なく、看護人材全体の2パーセントとも3パーセントとも言われているくらい少ない。
なので、訪問看護の現場や、仕事のやりがいを訪問看護未経験看護師にきちんと語れる人は少ないのが現状だと思う。

まぁ不安なものは不安だから仕方がないから、その漠然とした不安を取り除くため何ができるかを考えていくのも経営を考えるうえでは大事な仕事だと位置づけていかなければならないと考えるわけだが、そこで、いま考えていることは気軽に訪問看護を体験できる仕組みをつくれないかと考えている。
訪問看護の学校が作れたらなお良いだろう。

実際、同じ看護と名のつく仕事でも訪問看護の仕事はやったことがないから分からないという声をたくさん聞くが、分からないのはあたりまえ。体験に勝るものはないと思うので、体験していただくのが良いと考えている。


私たちの現場では、多くの患者様・ご利用者様が、看護師のヘルプを待っている。ひとりでも多くの訪問看護師を生み出すことで救われる人がたくさん居ることを知ってしまった以上、いろいろと手を尽くしていきたい。

ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになります!
▼▼▼▼▼▼

くらしケア代表のブログランクはいま何位?