「誕生日おめでとう」の本当の意味
土曜日の午前は、いのちについて考えるセミナーに参加しました。
岐阜市の大きな障害福祉系の社会福祉法人が主催者のセミナーイベントです。
講師は新生児医療の分野では知る人ぞ知る若き医師。
キャンナス岐阜のイベントでも登壇いただいたことのある医師でもあります。
病気や障害を抱えた状態で生まれてくる赤ちゃんを救う現場では、残念がら短い命で一生を終える赤ちゃんもいる。
そんななかで毎月誕生日をしていた赤ちゃんの話があった。
1ヶ月後の同じ日を迎えたら「お誕生日おめでとう」
翌月の同じ日にも「お誕生日おめでとう」
10回目の「誕生日」を終えて赤ちゃんは空へと旅立っていきました。
医師は言いました。
誕生日の本当の意味をその子に教わったのだと。
人は誰でも明日のことは分からない。
この子のようにずっと生きられない人もいる。
明日交通事故で死ぬことだってある。
病気が原因で来年のいまを生きている保証はない。
そう。
人は誰でも「明日を生きていられる保証はない」のです。
だから、死なずに無事に誕生日を迎えらるから「おめでとう」なんだと。
今日を生きて、明日を生きられる保証は、誰にもありません。
昨日を生きて、今日を迎えられていることは、キセキなのだと。
そんな話でした。
「今日というキセキの日を迎えられて本当におめでとう」
大切な人の誕生日を、そんな気持ちで迎えてあげたい。
そう思える素敵なセミナーでした。
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