いわゆる「お給料」は誰からいただいているのか?

そんなことを考えたことはありますか?

私は「お給料はお客様からいただいている」と考えています。

このように明確に考えるようになったのは、ずいぶん前の出来事がキッカケ。

喫煙所での上司との雑談がキッカケでした。

私が20代で会社員だったころ、勤め先の喫煙所で支店長と話した雑談のなかにその答えがありました。(当時の私は喫煙者でした)

支店長は「給料は会社からもらっていると多くの社員が勘違いしている。だけどな、本当はお客様からいただいているんだ。だから、会社や支店の売上を増やしたりたくさん給料をもらいたいなら、いかに多くのお客様に喜んでもらうかを考えるべきだし、そのことをどれだけ一生懸命に考えて実践するかが大切なんだ」という話でした。

当時の私の勤務先は不動産会社でしたが、個人の成績を競うのは当然ながら、支店間でも営業成績を競っていましたので、売上げが多い支店は表彰されます。

そして売上げの多い支店に属していれば営業マンでも事務員でも同じチームとして扱われ評価されるシステムで、ボーナスや昇給に反映されました。

支店長のいう「お客様に喜んでもらうことの大切さ」の話は、当時まだ未熟だった私にはとても新鮮で納得のいく話であり、「給料」という単語を聞くだけでそのときのことを思い出します。


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会社を経営するようになった今、尚更そう思います。なぜならお客様に選ばれなければ仕事は増えないから。お客様に選ばれた分だけ代金の受取りも増え、売上げも増える。社員にたくさんの給料を払うにはたくさん給料を払えるようにする以外にウルトラCはありません。そのためには多くのお客様に選んでいただくか、代金を増やす以外に方法はありません。

ただ、この話は営業会社でも飲食店でも理屈はまったく同じ。病院でも福祉も同じですよね。

店を出せば商品やサービスが売れる時代ではありませんし、多くの人に選ばれなければ繁栄はありえない。

最悪の場合は存在すら否定される可能性もあるのです。


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私はこうした考え方は働き方改革にもつながっていると思っていて、日本一働きたい会社のつくりかたの著者であり、不動産ポータルサイト「HOMES」を運営する株式会社ライフルの役員で人事本部長の羽田幸広さんの話が参考になります。

羽田さんは社員を「経営理念実現のための同志」と位置づけていて、ただ単に一般的な働きやすい会社ではなく「同志にとって」働きやすく、「同志にとって」働きがいのある会社を目指しているそうですが、私はこの話がとても腑に落ちました。

くらしケアの経営理念は社員の幸福の実現にもリンクさせるように作っています。というのも理念が実現に近づけば近づくほど企業として安定し、社員に還元できることも増えていくハズだから。選ばれる存在にならなければ決して思うようにはならないと思います。

このことは法人の種別を問わないでしょうし、どんな業種でも同じだと思います。

普段あたりまえに思っていることのその先、その奥に思いを巡らせてみると見えてくるものがある。

今日の国会では公務員の働き方改革の議論がなされていたようですが、民間において「給料は誰からいただいているか?」という視点は少なくとも必要なんじゃないかな。

そんなことを思います。



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