しばらく空いてしまいましたが親なきあとの課題整理ブログのつづきになります。 

親なきあと問題の課題を整理すると一般的には以下6つの課題があると言われています。 

1)意思決定 
2)生活能力 
3)居場所 
4)金銭問題 
5)緊急時の対応 
6)地域との関係性  

今日は5)6)についてです。

何かがあったときの対応、つまり緊急時に対応できる体制を作っておくことは親なきあと問題を考えるうえで大切なポイント。

グループホームをはじめ施設に入所している方は別として、ひとりで暮らしていくことを前提とする方なら考えておきたいところです。

地域との関係性については、とりわけ知的障害者や精神障害者の方は切実であることが多いように思います。

精神障害者の方の場合、子どもの障害を近隣住民に知らせずに暮らしている方も少なくありません。

なぜなら障害に対する地域社会の理解が低く、偏見に晒されたりするのではないかという不安が常につきまとうから。

親なきあとは必然的にご近所との付き合いをせざるを得ないようになるかもしれないなかで、町内会活動などがうまくできるか否かがいまひとつ判断できずに悩み苦しんでいる。

こうした問題に対して、例えば兄弟姉妹や親戚に頼れる方ならひとまず安心ですが、そうではない方なら行政や支援者を頼るしかいまのところはないように思います。


さて、これまで書いてきた「親なきあとの課題」について、現状としては、相談先がないとか、必要な情報が分散していてどこに相談してよいかわからないとか、支援がスポット的であるとか、いろんな問題点があるわけです。

また障害者のライフプランを見据えてトータルに支援できる人やサービスが不足しているのも問題でしょう。

障害者の暮らし全体をトータルコーディネートできる相談先が存在しないのです。

ただ、逆にいえば「障害者のライフプランを見据えて暮らし全体をコーディネートできる先や緊急時に対応できる先があれば素敵」ということになります。

ここからはややポジショントークになりますが、くらしケアは、障害者の暮らし全般を支援したいと思い立ち上げました。

そして2年が経過し、事業を通じて出会う人たちの抱える課題にたくさん触れたことで、親なきあとの問題の解消こそくらしケアの目指すゴールとなりました。

いまはまだ道半ばですし、不完全なところも多々ありますが、親なきあとの問題を見据えてトータルにサポートできる企業を目指して活動しようと決意して、企業理念も一新しました。


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成功するまであきらめなければ失敗はないというように、一見、難しく見える親なきあと問題も、解決に向けてあきらめなければ絶対に期待に応えられる。

そんなふうに信じて真剣に考えている私はバカなのかもしれません。

でも世の中は天才とバカが変えているらしいので、バカなりにど真剣に頑張り、せめて身近な人たちだけでもお役に立ちたいと考えています。

このシリーズ、最後はくらしケアのポジショントークで終わったわけですが・・・どうか気を悪くせず、これからも応援していただけたらうれしいです。

よろしくお願いします。


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