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中村文昭さんという講演家をご存知でしょうか。

中村文昭さんは三重県出身の実業家で、クロフネカンパニーという名の社長さんをやっています。


5年くらい前かな。

彼の講演CDで初めて聞いたときは結構な衝撃を受けました。

(プロフィールなどはネットで検索するとかなり出てきますので、このブログでは割愛)


中村さんの講演で良く出るフレーズに「返事は0.2秒!」「頼まれごとは試されごと」というのがありますが、私は初めてこのフレーズを聞いたときに至極納得しました。


「返事は0.2秒!」とは、人から何かを頼まれた時に0.2秒で「ハイっ!」と気持ちいい返事をする、ということ。

自分の身の回りを思い出してみて欲しいのですが、誰かに頼みごとをすると返事にやたら時間がかかる人がいますよね?

返事までに1秒・・2秒・・と時間がかかる人はいますが、その人の頭の中で何が起きているかというと「自分にとって得かなぁ〜、それとも損かなぁ〜」と考えている。

この「損得を考えている時間」なのですね。


そして「得かなぁ〜、それとも損かなぁ〜」といちいち返事が遅い人には決して良い話やチャンスは訪れない。

良い話やチャンスを引き寄せるには、返事が速くないとダメ、ということです。





そして「頼まれごとは試されごと」は、人から何か頼まれたら、神様に試されていると思って相手の予測を上回わることをする、ということです。


これも返事は0.2秒と同じ理屈。

頼まれたことをいちいち面倒くさがる人ってけっこういると思いますが、そんな人にぶち当たれば次から頼まないでおこう、となる。

だけどそうではなくどんな頼みごとでも明るく元気に「ハイっ!」と返事をする人、そして、期待を上回るくらい一生懸命にやってくれる人を世間が見捨てるはずはありませんよね。

人は意外と人をキチンと見ているものです。


そんな「気持ちの良い人」は結果的に信頼されるし、チャンスをどんどん引き寄せるようになります。


世間では「雑用にチャンスあり」という言葉があるように、掃除でも皿洗いでも頼まれたらイヤな顔ひとつせず「はいよろんで!」くらいの勢いでやる人に悪い印象を持つはずがありません。

頼まれごとを受けたからには徹底的にピカピカにするとか、圧倒的に速くやるとか、とにかく期待を上回るくらい一生懸命にやる人には報いたいと思うもの。

中村さんは講演でそのような話を面白おかしく話されている方です。



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私はこの2つの考え方で人生を変えた人間です。

というのも2014年の4月に出会った重症心身障害児のお母さんたちに、「可児市で経営が大変な障がい児保育を手がけるNPO法人があり、そこの理事長をやって欲しい」と頼まれたのですが、私は0.2秒で返事をしました。
(もちろんストップウォッチで測ったわけではないですが、即答でした)

一切迷わず返事ができたのは、同年1月に障害児とお母さんたちに出会い、彼ら彼女らが困っている現状を知り、何かお手伝いできないかと思っていたのですが、即答したのは中村さんの考え方に共感していたことも理由としてはありました。

実はこの時点でNPOの情報は何も知らなくて、知っていたのは法人の名称、障がい児保育施設であること、拠点は可児市にある、という、この3つしか知らなかった。

どんな人が働いていて、スタッフは何人いて、子どもはどんな障がいがあって、何人保育しているのか。売上げや利益などの経営状況などまったく知らずにOKを出したのです。

実際のところ経営の立て直しには大変なことがたくさん待ち受けていましたが、私はこのNPO法人と出会いにより「障がい者の親なきあと問題」を知りましたし、それが現在のくらしケアにつながったのです。

最近、特に思うことは、これからの時代は人からの信用信頼がこれまで以上に価値を生むでしょう。だから人の役に立つことを徹底的にやるのです。

人と比べたり損得ばかり考えていると結果的にますます損する時代になります。

しかも自分でも気づかないままにそうなる。


中村さんは飲食店のバイト時代、誰よりも一生懸命に、そして楽しみながら皿洗いしたそうです。

具体的には時計を置いて「光速で皿洗いするぞー」とやったのが料理長の目にとまり大抜擢され、のちの成功につながっていき、現在ではその経験を語れるようになることで、年間300本の講演をするようになったのです。

誰かに喜んでもらえるように、一見ら大変だと思うことも楽しみながら面白おかしくやると人生が好転する。

もちろん安請け合いや理不尽な頼みごと答えることとは違うのでそこは誤解しないで欲しいのですが、「返事は0.2秒!」「頼まれごとは試されごと」を意識してみるのは経験上、悪くないと思います。