障害者目線で公道での自動運転実験に思うこと
公道での自動運転実験が行われました。
車の自動運転の実用化に向けて、運転席にドライバーが乗っていない車両を一般の公道で走らせる実験が、全国で初めて愛知県幸田町で行われたそうです。
このニュースをどう感じましたか?
もう夢物語ではない時代がそう遠くないところまで来ています。
自動運転が実現した社会を想像すると、ハンドルもブレーキも操作不要なクルマが誕生しているでしょう。
前を向いて走る必要はなく、寝ていてもテレビを見ていても大丈夫。
町から信号機は無くなるでしょうし、コインパーキングも不要かもしれません。
近年は、お年寄りの事故が増えていますが、そんな心配は無くなります。
もちろん自動車保険も不要。
そもそもクルマを所有する必要すら無くなるかもしれません。
会社まで自動運転で通勤し、クルマは自宅の車庫へ勝手に戻り、帰るときにはクルマが迎えに来るようになる。
そうすると勤務先の近くに駐車場を借りる必要は無くなります。
そうすると勤務先の近くに駐車場を借りる必要は無くなります。
自動運転で当たり前の社会では、おそらくほとんどのクルマは電気自動車になっているから。おそらくガソリンも不要でしょうね。
他にも思いつくことがあるかもしれませんが、遠くない未来にはこれだけの変化が待っています。
自動運転が実現した社会は私たちの暮らしを大きく変える可能性を秘めている。
そんなことを思います。
また、このような変化は自動車だけではありません。
目が見えない人向けのGPSを使った案内アプリや、空を飛ぶ車イスなども開発が始まっています。
住宅分野ではスマホひとつで電気を灯したり消したりできるし、お風呂を沸かしたりすることがスマホひとつあればリモートで出来るようになります。
この技術を応用すれば身体の不自由なひとり暮らしの方でもスマホの操作でベッドから起きたり車イスを操作することもできるようになるでしょう。
センサーが入った薬もアメリカで承認されましたが、こうした服薬管理のための薬とか、幻聴や幻覚に効果のあるアプリやソフトなどの開発も始まっているみたいです。
障害者にとっては生活の質が上るなど便利なことが増えそうですね。
私たちは凄い時代を生きています。