障害者の法定雇用率の引き上げ等により障害者の就労が進むようになりました。また来年2018年4月から精神障害者の方の雇用も義務化されることになり、障害があっても働ける可能性が増えました。
私が就職を目指した時代は30年も前で、当時は情報も制度も乏しかったことからかなり苦戦を強いられましたが、障害者の就労という点ではいい時代になりつつあると思います。

さて、現在の私は起業の道を歩んでいます。障害者就労ならぬ障害者起業です。障害者が起業するのはまだまだ一般的ではありませんが、障害者の就労がこれだけポピュラーになれば起業を目指す障害者も増えてくるのではないかと期待しています。ついこないだまで、あれほどマイナー扱いだったパラリンピックが現代ではとても注目を浴びてますから、起業する障害者が表舞台にどんどん出てきても不思議ではない、そんな時代が来ると思います。


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画像はネットからお借りしました。


しかし障害者の起業には課題があります。なぜなら障害者が起業する場合であっても健常者とまったく同じルールで起業しなければならないからです。身体的精神的にハンデがあってもルールは健常者と同じなのです。起業に資金が必要ならば自分で貯めたお金を投じるか、第三者から調達するしかありません。事業に失敗すればすべて自己責任です。障害者が就労する場合は様々な制度や経済的な補助がありますし、失業した場合でも健常者より手厚いセーフティーネットがありますが、障害者起業にはそうした支援も補助も一切無いなかでのチャレンジとなります。

私が障害者起業を経験して思うのは、アイデアと覚悟があれば障害者でも起業できるということです。私が知りうる限りでは、自身の障害をベースに執筆や講演を生業にしている寝たきりの方、ユニバーサルデザインのコンサルティングをする車イスの方、精神疾患を患った方が精神疾患の方のためのインターネットコミュニティサイトを立ち上げて起業した方、ALSでヘルパー事業を運営している方など実に様々な事例がありますが、皆さんに共通するのは障害(弱み)を武器(強み)にしているということでしょうか。やはり物事は考え方ひとつであることを感じさせます。

またひとくちに起業といってもいろんなスタイルやサイズがあります。特に多額の資金を投じなくてもパソコンひとつで起業できる方法だってあります。

あるいは障害福祉サービスをベースに起業する方法もあるでしょう。例えば先のヘルパー事業を運営している方は、自分自身を介護するためのヘルパー事業でもあるわけです。それを知ったときは「賢いなぁ」と思いました。ヘルパー事業所を立ち上げるにはヘルパーの雇用が必要ですから資金が必要ですが、利用者が順調に増えれば経営していくことは可能です。別に自分自身が手足を動かさなくても(…というよりも難病のため動かない)指示したことに取り組んでくれる人が居ればできるのです。それは奥さんかもしれませんし家族かもしれませんが、自分自身が動かなくても(動けなくても)できる。一見、不可能と思われることを可能と信じて取り組んでいる方たちが実際に実践しています。

それでも起業は難しい、起業には憧れるけど自信が無い方はいると思います。そんな方におすすめは「障害者起業を間接的に応援する」という方法です。具体的には株主という方法で応援するのです。株には上場・非上場にかかわらず値段が付いていますので株数に応じて出資するのです。そしてお金を出すのと引き換えに株を発行してもらい社員になるのです。

(一般用語では社員というと会社に勤めている従業員のことですが、法律用語では一般用語とは意味が異なり、会社法では会社に対する出資者を社員と呼び、株式会社では株主のことを社員と呼びます)

1万円でも5万円でも出資して株主になるとその会社を運営しているのと同じ立場ですから、起業家を応援するのと同時に経営に参画していることになります。また株価が高くなれば含み益(キャピタルゲイン)が得られますし、利益が出れば配当を得る(インカムゲイン)ということも出来ます。

いかがでしょうか。起業するとひとことで言ってもいろんな方法(参加方法)があります。障害者だからといって夢を見たり幸せになることをあきらめなくても良いので、就労でも起業でもなんでも良いのでやりたい夢を持ったり「あーでもないこーでもない」と考えながら楽しく過ごしてみませんか?




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ファイル 2017-10-15 午後7 46 03

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