いつもありがとうございます。
くらしケアの直江・・・じゃなくて直野です。


今日は自己紹介するときにお伝えしていることについて、少しだけ書いてみたい。

私は「私自身が経験した苦労を障害のある人にさせないようにしたい」と思っている。
自己紹介でそう伝えるようにしている。

巷では「苦労は買ってでもせよ」とよく云われる。
だが私は「障害者であるが故にしなければならない苦労などしなくていい」と思う。
(経営者として成長するための苦労は"まとめ買い"状態だが・・・)

私は高校1年生のときに骨肉腫で右脚を失った。
抗がん剤治療が長引き、学校へ戻れなくなりしかたなく退学。
就職しようにも履歴書に書くことがなく就職することもままならない、という経験をした。

当時は自分自身が障害者であることを受け入れられてなかったというのもあるが、障害福祉という言葉すら知らなかったし、社会福祉協議会のような支援団体の存在も知らなかった。

とにかく情報にアクセスできない。
生きていくために自立するしたいと思っても、そのための情報がどこにあるのかがまったくわからないのだ。

障害年金のことを知ったのはずいぶんあとだが未成年に受給権はない。
そのため20歳になるまでの間は自分でお金を稼ぐしか無い、という状態。
だから就職するしかないと思うのだが、就職にはまず履歴書が必要だということも知らない。
履歴書の必要性を知ってから履歴書を書くのだが、履歴書に書ける経歴そのものが無い。

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高校中退だし働いた経験は無い。
自動車免許は18歳になった直後に取れたが、資格欄に普通自動車運転免許としか書くことが無い。

義足の自分がどういう職業なら働けるのかがわからない。
就職情報誌に出ている給料の高い会社がどんな仕事で、自分でもやれる仕事なのかもわからない。

求人情報先に片っ端から電話をしまくるのだが(家では恥ずかしいので公衆電話から)、仕事が分かってない自分が、仕事を分かっている相手に電話するものだから、忙しい相手から怒られることもあった。

事例ブログ→パチンコ屋の店長に叱られたハナシ


いま思えばこの「情報が無い」または「情報が得られない」という状態が私をいちばん苦しめていたように思う。

なんせ当時は携帯電話もなければインターネットも無い時代。
義足の人が社会参加しているケースなんて知る術(すべ)もないのだ。

入院中に出会った同じ病気の仲間は皆んな死んでしまったし、自分自身もどうなるかわからないという状況のなか、どうやって未来を見出していけば良いのかわからなかった。
本屋さんや図書館にも行ったが、自分が探し求めている情報に出会うことは無かった。

当時「障害者の雇用枠」があることを知らなかったが、その「情報」を知っていれば、ひょっとしたら私の苦労は少なく済んだかもしれない。

紆余曲折を経て結果的に就職は叶ったのだが、振り返れば情報不足のせいでずいぶん遠回りしたように思うのだ。


そして今。

くらしケアの事業を通じて出会う障害者と家族に思うのは情報で苦労している様子だ。

「親亡きあと問題」という大きな課題を解決するための情報が分散しており当事者を困らせている現実がある。

私は関わりのある皆さんが遠回りせず、必要な情報に出会えるよう「情報を整理して届ける」ことも自分自身に課せられた役割だと思っている。



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